ハイレゾフォーマットのPCMとDSDはどちらがいいのだろう?
と言うことで、PCMとDSDを比較してみました。
音楽配信だと、PCMとDSDの両方がDLできる曲もあるけれど、
マスターデータはおそらくPCMで、DSDはPCMからの変換だと思われます。
なので、公平を期すためアナログ音源(レコード)からPCMとDSDに、
それぞれで録音してみることにしました。
自宅でDSD録音できるAD/DA Converterはあまり種類がなく、
手頃な価格のKORG DS-DAC-10Rを使用します。
DS-DAC-10Rは、以下の規格まで対応しています。
PCM:192kHz/24bitまで、
DSD:5.6448MHz/1bitまで
今回は、PCM 96kHz/24bit、DSD 2.8MHz/1bit での比較です。
今回使用した機材は以下の通り。(年季が入ったものばかり・・・)
Record Player : YAMAHA GT-2000
Phono Cartridge : SAEC C1
Cartridge/Shell Lead : Audio Technica AT-LH18/OCC
Amplifier/Phono Equalizer : DENON PMA-2000IV
AD/DA Converter : KORG DS-DAC-10R
PC Software:KORG AudioGate 4
Headphone : SONY MDR-CD2000

SAEC C1はMCなので、PMA-2000IVのPhono Equalizer(MC入力)を使用しています。
(DS-DAC-10RにもPhono Equalizerはありますが、MM専用なので今回は使用せず)
以下は、あくまで私個人の感想です。(音の好みは人それぞれですので)
マスターであるレコードの音は、PMA-2000IVからダイレクトで聴いているので、
AD/DA Converterを経由するPCM/DSDの分が悪いのは明白。
全体としては、PCM/DSDの差は小さく、どちらも満足できると感じました。
ただ、小さいながらも差はあると感じましたので、個別の感想を記します。
【レコード】 非常に鮮度がいい音。スクラッチノイズを含め音に張りがあり新鮮!。
【PCM】 新鮮さが一歩後退し、四角い箱の中に入れられたような、纏まった感じの音。
(語彙力が無く、表現が変ですみません)
CDだとこんな感じかな?と妙に納得してしまうような音。
【DSD】 新鮮さと言うことでは、PCMよりもレコードに近い感じ。
全体的に角が取れた(バリを削り落とした)感じになり、
ボーカルが生き生きとして、PCMよりセンターに定位して浮かび上がる。
(わずかですが、全体的に音のエネルギーがセンター寄りになる感じ)
私個人としては、DSDの方がレコードを聴いている気分になれる感じがあり好みでした。
ただ、DSDはファイルサイズがWAVよりも大きくなる(今回のフォーマットでの比較)ので、
DAPで聴く際は曲を選ばないと、あっという間にメモリー満杯になります。
また、既存のPCMデータをDSDデータに変換するソフトがあります。
PCMを変換するので、厳密には「劣化」と言えなくも無いのですが、
実際にPCMをDSDに変換して聴いてみると、上記と似た傾向の音になります。
ボーカルメインの曲はDSDに変換した方が私の好みになるので、
よく聴く曲はDSD変換しています。
無料の変換ソフトがありますので、興味のある方は試してみてください。
・TEAC/TASCAM Hi-Res Editor
・PCM-DSD Converter 改
では、また。
