小さき花 市民の放射能測定室 代表のブログ -36ページ目

小さき花 市民の放射能測定室 代表のブログ

一番小さき人、こまっている人、必要としている人のための放射能測定室「小さき花 市民の放射能測定室」の石森です。

清見オレンジ
採取地 神奈川県小田原市
セシウム137
1.005Bq/kg

セミノールオレンジ
採取地 神奈川県小田原市
セシウム137
0.679Bq/kg



ガラス質で固化されたセシウムボールは諸刃の剣
小さき花のエアーサンプラーによる、空気中の放射線測定は、なんかチェルノブイリと比べてセシウムの植物への移行率が低いんじゃない、それって日本の土壌が粘土鉱物でセシウムを吸着するから?
ほんとそれだけ?
もともとゼオライトのような粘土鉱物は肥料が砂地では雨によって離脱してしまうため、それを防ぐために土壌改良剤として使われてきた。
それはいつか粘土鉱物が酸などで溶け出てくるってことじゃないの?
と言う疑問から始まった。 

当初セシウムは水溶性であるため福島の原発事故で飛散したセシウムは雨水等に駆け込んで拡散したと考えられてきた。しかし、原発のメルトダウンにより、コンクリートのケイ素と反応しガラスで固化した形のセシウムがかなりの割合で飛散した。

セシウムボールの特徴は、非水溶性である。半減期が長い、高濃度である。

セシウムボールは諸刃の剣

これはもしかして農業においては朗報かもしれない、セシウムボールが多ければ植物は吸収されず農産物の汚染を免れられる。

しかし体内に吸入したりした場合は、体から排出されにくく、長く体に留まる、しかも高濃度、人体への影響があるかもしれない。

また焼却した場合はどうなるんだろう、ガラスが溶けて水溶性のセシウムとしてまた飛散したりはしないのだろうか?

いろんな疑問が湧いてきた

まずはこの地域のにもセシウムボールが飛んできているのだろうか?
サンプリングして調べてみよう。

と言うことで、エアサンプラーによる空気中の粉塵のサンプリング始めた。

フィルターが軽いもので、ゲルマニウム半導体測定器でもなかなかキログラムあたりのセシウムを確認することができないと言うことがわかり、
いちど東大の先生にオートラジオグラフィーによるセシウムボールの検査と溶液に溶かしてのセシウムの測定をしたが確認できなかった。

フィルターのサンプリングはかなりの枚数になるので、オートラジオグラフィーによる検査を考えているが、現在それを行っていただける機関を探している。

このセシウムボールの、飛散状況は、原発の号機、風の流れによって変わってくる。3月15日の東京での割合は80〜89%との報告もある。

どのようにどのような形でセシウムポールが飛散したかは、まだ詳細は解明されておらず、現在もその研究が続けられている。その結果を待ち望んでいる。

総称セシウムボールとは
不溶性ガラス状微粒子

イノシシ肉
宮城県蔵王町
セシウム134と137合算
17.547Bq/kg
その他の核種はグラフで

イノシシ糞 大
宮城県仙台市太白区
セシウム134と137合算
30.198Bq/kg
その他の核種はグラフで

イノシシ糞 小
宮城県仙台市太白区
セシウム134と137合算
41.501Bq/kg
その他の核種はグラフで





小さき花市民の放射能測定室が今でもやっていける理由

場所代や人件費なし。


震災後県内の測定室には多大な寄付が来たため各測定室はみんな測定料金を下げた。

その時点で小さき花の測定料金は1500円これ以下は無理と考えたが、その時点で宮城県では1番高い放射能測定料金をとなった。

しかし本当に必要な人のための抜け道を作るために場合によって無料と付け加えた。

お金がないから子供被曝させてしまったと言う事は絶対あってはならないことだからだと思ったからだからだ。

震災後3年は寄付がが来るが長く続けるには経費の節減が必要、そのために小さき花が努力した事は、


①測定室の場所代、建物代がかからない私有地に作る


②測定員が常駐しなくても、測定できるよう、仕事場の近くに設置


③測定員への、人件費をなくす


などである


それで今までやって来れた。


しかし、それゆえにいろんな問題点もできて出てきた


みんなが協力できるネットワークが作れなかった。宣伝、拡散が下手。

ゲルマニウム半導体測定器導入による行きたい窒素などのランニングコストが発生した。経費の回収できなかった。


これによってあまり人には知られない、発信の弱い協力者の少ない

しかし正確に測り、必要されていることを無料でも測定する(自称)

か固定化されてしまった。


改善方法を教えてください。


もちろん自分たちの生活も100万円以下で生活できているからですけど。


尿中放射能測定 おしっこ検査の無料測定

国連人権委員会報告、勧告

2013年の国連人間理事会

健康調査が不十分
甲状腺検査だけに限らず尿や血液の検査も含め調査すべき
と勧告が出されました。

その後甲状腺検査の必要性が認識され、他県に行かなければ検査ができなかった甲状腺検査が民間支援により各地でなされるようになりました。

それに引き換え尿の検査
尿中放射能測定はゲルマニウム半導体測定器のような高性能な測定器が必要なうえ時間がかかり、放射能測定会社に頼めば数万円もする高価な測定でとても一般の人が依頼できるものではありませんでした。測定したと言う話は聞いたことがありません。

小さき花は、なんとかしたい。何とかしなければと言う気持ちでいっぱいでした。

強い思いは実現します。
ゲルマニウム半導体測定器の導入により尿測定で子供たちの被ばくを知ることができるようになり、

2016年より尿中放射能測定を始めました。2017年にはゲルマニウム半導体測定器があって、

みんなが必要としていることに使おう、

尿中放射能測定
福島隣県の子供たちのおしっこ検査をしよう、いや、全ての人のおしっこ検査を
もちろんお金のない人でもできるよう無料で行おう。
被曝軽減のためにデータを役立ててもらおうと
無料の尿中放射能測定をはじめ、
現在も継続しております。

現在の測定件数は53検体です。
尿中放射の測定は現在の被ばく量が分かります。
他の放射能測定所とも連携できるように、新宿代々木測定所と同じアンケートを使って測定しております。尿中放射能測定が行われているところは限られており東北では小さき花市民の放射能測定室だけで行われております。

皆さんが健康で
命を全うされますように。
小さき花は心から願っています。