投票所には色々な人が来で、
エキセントリックな人の宝庫でした
星条旗模様のトラウザーに、
虹色眼鏡をかけた人、
受付係と30分くらい話し込む人、
投票マシーンの前に2時間くらい座って、
候補者の声明を読んでいる人などなど、、、
芸術作品のように美しく毛を刈った
犬を連れてきた投票者。
私の隣の受付係の人が、
その犬のことを褒めて
She is cuteと言ったら、
その犬の飼い主は、He! Pronouns matter!!、と
真剣に怒っていました。
犬の性別を間違えるのは怒るようなことなのか
投票者には、受付で所定の書類に手書きで
名前や住所を記入してもらいます。
その手書きの書類に書いてある名前や住所を
端末に入力して投票者を検索するのですが、
アメリカ人の手書きの数字やローマ字は非常に読みにくい。
読めないので「これはAですか?」などと聞き返すと、
中には「clearに書いてあるしょう」と怒る人がいるのです
。
これまた怒ることなのか???
私がアジア系だからいじめてる???
また、端末では、投票者に内容を確認して
サインをしてもらうのですが、
確認しようにも、ずっとスマホで話続けている人がいる・・・。
確認したいことがあって声をかけると、
怒る。
怒りたいのは、こっちなのですが・・
どんな重要な話なのか知らないが、
ほんの数分スマホを切るか、
話が終わってから投票所に入ることはできないのか??
気難しいですね、アメリカ人は。
私が仕事をしたカウンティでは、
初めて投票するなどの場合以外は、
基本的にIDの提示は不要でした。
そこで、「なんでIDを確認しないのか」、
と問い詰める人も・・・。
ID、IDと言うけど、
IDだって偽造可能なので、
疑い出したらきりがないと思うのですが・・。
そんなに気になるなら、
集計所で集計作業を
見張っていれば
帽子をかぶって半ズボンで、
ハイキングへ行くような
出で立ちでやってきた投票者。
これまた犬をお連れです。
「FBIに個人情報を盗まれた 、
私は政府に狙われている」などと
言ったことを延々と話していました。
話しながら回りをキョロキョロ見回して
「私の両隣りは誰も座らせないで、
そばに人がいるのは苦手なの」と言うので、
左右の隣りの受付係(私ともう一人別の受付係)は、
受付を一時中断。
その人のために空間を確保してあげました。
その人に対応した受付係は、
何を言われても笑顔で対応
受付を済ませて投票マシーンへ行く時は、
案内係が案内するのですが、
その人は「私が好きな案内係を選んでも良い?
私、誰も信用できないから」と・・・。
こういう女王様のような人は、
まわりがうまく相手をして、
事なきを得るしかありませんが、
「私が世界の中心よ」的な
態度の人がアメリカには多い気がします
色々な人が来るけど、
仕事と割り切って
さらっと流すのが一番良いですね