今の私の思いを語るたった二文字 | Forest

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なんか詩とか描いてます

私は驚くほど視野が狭い

愛する友人
愛する恋人
愛する想人

それ以外何も要らないと思っていたし
なんなら敵とすら思っていた

でも、

理由はわからない

でも、

私の狭い視野の範囲外から
思わぬ想いを貰った

なんて言うか
それは凄く有り難かったんだよ

馬鹿な私が人の気も知らないで

勝手に傷ついて
勝手にとち狂って

これ見よがしに
血達磨になって
踊り狂っているところを

ある人は気遣いの言の葉をくれ
ある人は黙って応援の足跡を残していった

この森はそんなことを想定して創ってなかったし
この森でそんなことが起きるなんて想定してなかった

だから広告目的で足跡を残していく人ははっきり言って邪魔だし
普通に応援の気持ちが有るのか無いのかわかんないけれど
お店の看板背負った人の足跡はみんな同類で不必要だった

占いなんて信じるつもりは無いし
ネイルもコスメもエステも卒業したし
オシイレのフスマを開く前に
私の人生を変えられる事なんて
事実上、無理の一言だったから

その手の足跡ってなんか変な言い方だけど
全てがイライラの種でしか無かった

このフスマがどうにかなんないと
誰にも絶対何も変えられない

何が「誕生日で全てが分かります」だ
こちとら本当に誕生日が誕生日かも
わかんない人生送ってるんだよ

口汚く吐き捨てて
踏みつけにしたい思いだった

足跡を残していく人も
フォロワー申請してくる人も
みんな同類だと思っていた

そんなこの森を11年

たった一人
想い人が訪ねて来るのを待ちわびて
続けてきたんだ

その森を自分で無茶苦茶にした

訪れるのを待ちに待ちわびた想い人が
一字一句詠む度に
血の味がするような

目の前でこれ見よがしに
全身から血を吹き出すような
真っ赤な言の葉で

この森を自分で無茶苦茶にした
流石の【広告いいね】さえも息を潜めた

でも

その様子を
心配してくれる人がいた

その人は心配の言葉と共に忠告もくれた

別な人はお店の看板も自分の言葉も無い
まっさらなアカウントで

ただ静かに応援の【いいね】をくれた



ものすごくアクセスが伸びた

物言わぬとも
こんな私を気にかけて
覗きに来てくれる人たちだと思った

そして
待ちに待ちわびていた想い人は
そんな私を心配してくれていた


どういう風に触れてくれたかは解らないけれど
私がとち狂って暴れ回ってるのを見て

きっと悲しんだのだろう
そしてなぜとち狂ってしまったか
想いを汲み取ってくれたのだろう

普通では有り得ない
奇跡を起こしてくれた

自分の危険を顧みずに

言の刃をもって自分を切り刻んでいた私に
手を突っ込めば巻き込まれる危険すらあった状態の私に

奇跡を起こしてくれた

血塗れの森を濯ぎ
花を咲かせてくれた


色んな人の想いに触れ
今、私は

11年前の私の気持ちを取り戻した

そしてもっと多くの人が
この森に訪れることを
望むようになった

あれだけ毛嫌いしていた【広告いいね】さえも
「ま、良いか」

そんな風に思えるようになった

そして

愛する友人
愛する恋人
愛する想人




長く言葉を綴ってきたけれど


この記事の今までの文章は
この一言に、たった二文字に集約されるんだよ


感謝