2024年製作／113分／G／日本
配給：ワーナー・ブラザース映画
平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明の活躍を描いたベストセラー小説「陰陽師」シリーズを原作に、晴明が陰陽師になる前の物語を、原作者・夢枕獏の全面協力のもと完全オリジナルストーリーで映画化。
呪いや祟りから都を守る陰陽師の学び舎であり行政機関でもある「陰陽寮」が政治の中心となっていた平安時代。青年・安倍晴明は天才と呼ばれるほどの呪術の才能をもっていたが、陰陽師になる意欲も興味もない人嫌いの変わり者だった。ある日、彼は貴族の源博雅から、皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解明を頼まれる。衝突しながらもともに真相を追う晴明と博雅は、ある若者が変死したことをきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀に巻き込まれていく。
若き日の安倍晴明を山崎賢人、源博雅を染谷将太、徽子女王を奈緒が演じる。「アンフェア」シリーズの佐藤嗣麻子が監督・脚本を手がけ、作家・加門七海が呪術監修を担当。
陰陽師系の作品を観るのは初です。
ストーリー展開はオーソドックス。
VFXを多用した映像が
見どころの一つなんだと思いますが、
「ストーリーありきのVFX」なのか
「VFXありきのストーリー」なのか
今作の場合、どちらかというと、
「VFXありきのストーリー」だと感じました。
一昔前でしたら「VFX」が作り出す世界観に驚きや感動もありましたが、今の時代は当たり前に取り入れられてる手法。
そうなると「VFXありきのストーリー」だと制作側と観客側での温度差が生まれるような気がします。
VFXで観客を呼べる時代は終わったのかなと思います。
★★★☆☆