2023年製作/120分/G/日本
配給:東宝映像事業部
2013年から小学館「ビッグコミック」にて連載開始した石塚真一の人気ジャズ漫画「BLUE GIANT」をアニメ映画化。
仙台に暮らす高校生・宮本大はジャズに魅了され、毎日ひとり河原でテナーサックスを吹き続けてきた。卒業と同時に上京した彼は、高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込む。ある日、ライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈と出会った大は彼をバンドに誘い、大に感化されてドラムを始めた玉田も加わり3人組バンド「JASS」を結成。楽譜も読めずただひたすらに全力で吹いてきた大と、幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈、そして初心者の玉田は、日本最高のジャズクラブに出演して日本のジャズシーンを変えることを目標に、必死に活動を続けていく。
主人公・宮本大の声を人気俳優の山田裕貴が担当し、沢辺雪祈を間宮祥太朗、玉田俊二を岡山天音が演じる。「名探偵コナン ゼロの執行人」の立川譲が監督、原作の担当編集者でストーリーディレクターも務めるNUMBER 8が脚本を手がけ、「幼女戦記」シリーズのNUTがアニメーション制作を担当。世界的ピアニストの上原ひろみが音楽を手がけ、劇中曲の演奏も担当した。
この作品を観ようと思ったきっかけは
上原ひろみさんが劇中の音楽を手掛けていると知ったから。上原さんのCD「Brain」(2004年リリース)を持ってました。
映画館に観に行きたかったのですが
福山ではやってなかったと思います。
なので、映画より先に
『BLUE GIANT オリジナル・サウンドトラック』を聴いてました。
前置きが長くなりましたが
映像と音楽の融合が素晴らしかったです。
テンポよく進んでいきますし、
とても観やすいですよ。
最後は少しウルっとしました。
こういう作品って、まずは主人公の成長を軸に物語を構築していくものですが、
今作は主人公を取り囲む人たちの「苦悩」「葛藤」「成長」を描いてます。
今作に限らず、最近の漫画(アニメ)はこの手法を使ったものが多いような気がします。
原作では続きがあるので
是非 映像化して欲しい作品です。
★★★★☆