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日本の未来を考える

旧ブログ名:NHK朝ドラ『梅ちゃん先生』、『純と愛』批判をメインにしたブログ。リンクはご自由にどうぞ。

私は平和主義者であり、日本の「平和憲法」の精神を尊重すべきだと思っています。
(だからといって、国防を否定しているわけではなく、憲法制定後に創設された「自衛隊」を明記することは必要でしょう)

よく、集団的自衛権・賛成派や改憲論者はこう言います。
「敵が攻めてきたら、憲法9条を持って戦いに行け!」と。


アフォか!というか、アフォだろ。(´・ω・`)

他国が、「武力」で日本領土に攻めてきたら、「武力」で対抗するのは当然です。
現憲法でも、「自衛権」は認められています。
それをまるで、日本人が「丸腰で立ち向かう」かのようにミスリードするのが彼らの常套手段です。

次、「集団的自衛権」について

参照:田母神ブログ

集団的自衛権の行使について考える


先の都知事選で60万票も集めた元幕僚長の発言は影響力があると思うので、私なりに分析、解説してみます。

引用、要約~青字は筆者

「集団的自衛権は、日本以外の国では例外なく認められており、我が国だけが認めないのは、グローバルスタンダードに合致しない」

国連憲章が起草される際、中南米の小国が「米ソ」などの大国に対抗するため要望したのが集団的自衛権です。しか、その大国・「米ソ」自身が軍事介入の方便として都合良く利用しているのが現実です。

「反対する人は、「集団的自衛権」で(日本が)戦争が出来る国になると言う。アメリカの戦争に協力させられると言う。それでは、戦争が出来る日本以外の国は悪い国ばかりなのか。世界中の国がアメリカの戦争に協力させられてしまうのか。」

前段はその通りですが、「それでは」以下の文脈とつながりません。
例えばイラク戦争時に、アメリカに協力したのは、軍事同盟を結ぶNATO諸国であって、その他の世界中の国々は戦争に協力していません。
一方、アメリカと安保条約を結ぶ日本は事情が違います。NATO諸国と同じく、アメリカの要請で”地球の裏側”まで派兵することになるでしょう。


「日本が戦争を避けようとすればするほど、相手国は挑発をしてくる。戦争をしてもいいぞという気構えこそが挑発をやめさせ、戦争を抑止するのだ。中国が尖閣で狼藉を働くのは日本が戦う意思がないからだ」

子供のいじめや不良のケンカなら、そうでしょうね。
中国の戦略が、果たしてそれらと同じレベルなのでしょうか?
「敵を知る」ことは兵法の基本。
まずは、中国の国内事情や国際戦略について正しく理解する必要があるでしょう。


「日本の海空軍は、中国と比べて決して劣っていることはない。敵の方が強いと思わされている国民が多いが、情報戦で負けては不戦敗になる」

たいした「情報」でもありませんやん。
昨年末の講演で、「中国は小型船舶ばかりで弱い」と笑い飛ばしていたのに、一歩後退しましたね。
戦争は、国家を挙げての総力勝負です。局地戦の勝敗ではなく、もっと大局的視点が必要でしょう。
中国は、ロシアの軍事協力を背景に、空母だけでなく、特に超高速ミサイルの開発に力を入れています(首都圏や原発立地を狙われたら・・・・)。

「(戦争抑止力とは)プロレスラーとヤサ男を比べれば、どちらがケンカに巻き込まれやすいか分かるだろう。腕力が強い国にケンカを仕掛ける国はいない」

あー、やっぱりケンカの理屈だ(笑)
プロレスラー・力道山でも刃物には勝てませんでした。
世界有数の軍事力を誇る日本が”ヤサ男”かどうかはともかく、一見優男でも、空手や日本拳法やってる人は強いですけどね。
ケンカに巻き込まれないためには、危険な人に関わらないこと、あるいは、挑発しないことでしょう。

「テロで国が滅ぶ事はない」

集団的自衛権行使で、日本国内でのテロリスクが高まることは承知されているようです。

「集団的自衛権の行使があれば、日本は中国などから一目置かれる。もう圧力をかけても日本は屈しないと判断される」

あくまで、「ケンカの理屈」にこだわるのですね。
逆に、中国側が「日本の脅威からの自衛である」という大義名分に使われてしまうという発想はないのでしょうか。


「靖国参拝と集団的自衛権行使が出来ないうちは、真の独立国に向かって前進できない」

確かに、中国やロシアとは「国交断絶」するかもしれませんが、その代償として、アメリカへの「依存・従属」度はより高まります。
「真の独立国」とは、「アメリカの属州」のことでしょうか。


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まぁ、国防については、立場によりいろんな考え方があるでしょう。
キナ臭い昨今の世界情勢を見れば、田母神氏に賛同する人がいても不思議ではありません。

しかし私は、それでも武力行使が最善とは考えません。
武力をいくら強化しても、相手も強化するわけですから、軍拡競争になり、その結果、冷戦下の米ソのように国家経済が落ち込み、国民は窮乏するからです。

まず、相手の戦力、戦略を正しく理解すること。
確かに、中国、ロシアは危険な国です(アメリカも危険です)。
できれば、南半球へ日本列島を移動したいくらいです。
しかし、彼らが日本の近隣に存在する以上、何らかの対策が必要です。

「戦争」とは、「外交のひとつ」であり、「外交の失敗による最終形」です。
最大限の「外交」段階を飛ばし、「戦争」に走るのは愚かな行為です。

「20XX年、ちっぽけな島しょの領有を巡って全面戦争が起こり、多くの国民の命が失われた」

後の日本史の教科書に、このように記述されるのが国民の願いではないはずです。


(追記)
NHK NEWS WEB
異常接近 「日本の演習妨害が原因」と中国
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140525/t10014709461000.html

中国の異常接近が問題なのは間違いないとして、驚くべきは、
現場での不測事態を回避する「海上事故防止協定」が日中間で結ばれていないこと。

今の日中間で、最も可能性が高いのがこの偶発事故です。

「事故防止協定」は、米ソ冷戦時代でも結ばれていたもので、
これなしで「戦争を回避した」とはとても言えません。
シートベルトなしで車を運転するようなものですよ!

とりあえず、真っ先に取り組んで下さい!
(`・ω・´)