うちのPCはWin10がプリインストールされていて、HDDをクローニングでSSDに換装したという構成です。
他のWindows Updateの更新プログラムはインストールできるのに、Anniversary Updateはインストールできなくて最近までずっと放置していました。Creators Updateが今年出てきたことだし、そろそろインストールしたいなと思ってここ数日奮闘しておりました。
いつの間にかデスクトップに出てきた"Windows 10 更新アシスタント"使えばいいのかなと思って実行すると、途中でエラーコード0xc1900200/0xc1900201に阻まれる。ウィルス対策ソフトや何れかのハードウェアが影響する場合があるとのことで、Avastを消して外せるハードウェアは全部外して挑んでも失敗。
最終的な解決法
レジストリ操作で行けました。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControl\SetControl
にある"PortableOperatingSystem"の値を1から0にしただけです。
0xc1900200/0xc1900201でググったら、次の画像が出てきて見覚えが有ったので、その対処法を試してみたらいけたという感じです。
結局Avastのアンインストールが影響したかどうかは不明。一応バックアップを作成しておいたので、再インストール時にすぐ戻せましたが、挙動監視シールドは学習し直しでした。
色々とやったこと(解決には至らない)
・Avastをアンインストール
・RAMディスクにシンボリックリンクを張ったTempフォルダを元に戻し、RAMディスク無効化→全く意味がなかった
・GPTディスクにおいて、 EFI システム パーティション (ESP)とMSRパーティションのサイズが小さいと失敗することがあるらしい
↓
ESPは145MBだし十分な空きがあるように見える。MSRは16MBでWin10の推奨量あるけど、Win7では128だったし足りない?増やしたいけどやり方が分からない…。diskpart試したけど増やせない。増やすためには一度削除?消したらどうなるか不安で保留。
ESPも最近は500MBぐらい要求されるらしい!?でも増やすためにはMSRパーティション消して空きを作らないと無理なので、やはり保留…。
ということで、作業時間だけで半日以上やってました。
因みに、Creators Updateがインストールし終わった直後の再起動で、バックグラウンドでOneDriveのインストールが走っていたので、要らないならアンインストール。うちの環境では、今のところJoytterだけが再認証必須となり、カラムも全部再登録でしたね。
追記:Creators Update適用後に気になったこと
・Firefoxがダウンロード場所の指定・アップロードするファイルの選択で落ちる。最新版(56)でも
Creators Update適用前は何とも無かった。干渉したと思われるアドオンを無効化
・K-Lite Codec PackのDirectshow Filterの登録が全部外れた
Tweak開いたら全部無効状態。それぞれ有効化して元通りに。と思ったら、Qonohaでだけコーデックが一切読み込めなくて、最新版のCodec Packインストールして回復。
・HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Controlに有った"PortableOperatingSystem"が消えた。いつ消えたんだろう?しかも何故?
・svchost.exeが物凄く多い。Creators Updateで独立動作するようになったらしく、私の環境ではsvchost.exeだけで73プロセス起動してます。
・Shiftキーを押しながら右クリックで「コマンドウィンドウをここで開く」という項目がありましたが、PowerShellに置き換わった。戻し方あるみたいですので自己責任で。
>> [Shift]+右クリックメニューに「コマンドウィンドウをここで開く」を復活させる方法 - @IT
>> http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1709/15/news025.html
追記
編集した際にレジストリのパスの\が抜け落ちた?これで直ったかなー。アプリで編集すると消えるらしい。
MSRとESPがゴッチャになって入れ替わっていたのを修正。