解散総選挙が噂される今日この頃ですが、
今日も未来の日本のためにブログを更新します。
今日は「日本滅亡のシナリオ」について書きたいと思います。
と言っても戦争や流行病などの話ではなく「経済」の話です。
そもそも経済における「日本滅亡」とは「財政破綻」を指して書いています。
では財政破綻とは具体的にはどういう状態でしょうか?
簡単に言えば借金の金利すらも払えなくなってしまう状態のことを指します。
日本の財政破綻が世の中で叫ばれてますが、
日本政府が財政破綻つまり借金を返済出来ないことが起こりうるのでしょうか?
実は日本は世界でも限られた超優良国なので「財政破綻」は起きません。
但し今時点においては・・・です。
なぜ日本政府は借金を絶対に返済が出来るのでしょうか?
それは「借金を日本円でしているから」
アルゼンチンやレバノン、ギリシャなど「財政破綻」した国はありますが、
全て自国通貨以外で「債務不履行」を起こしています。
ではなぜわざわざ「財政破綻」の危険を冒して自国通貨以外で借金をするのでしょうか?
それは米ドルが基軸通貨であるからです。
アルゼンチンが他国と商売する時に米ドルを払って購入したり、支払いを米ドルで受けたりしているわけですが、結局購入するのに使うお金の方が多く、また利子の支払いもある為、
どんどん政府保有の米ドルが減っていって支払えなくなるのです。
財政破綻しないためには市場で勝ち、米ドルをかき集める必要がありますが、
それに負けてしまったので払えなくなりました。ということです。
では日本の場合はどうなんでしょうか?
日本は「日本円で国債」を発行しています。
日本円は日本で作っていますから、いくらでも作ることが出来ます。
ですので日本国政府が「日本円を支払えなくなる」なんてことは起きません。
巷には銀行や生命保険会社が国債を買ってくれなくなったらどうするんだ!
みたいなトンチンカンなことを言う方もいますが、
「銀行が日本国債を買わない=日本政府が財政破綻=日本円が無価値=結局銀行も倒産」
ということになるので、そんな馬鹿げたことは起こりえません。
銀行が「お前を殺して俺も死ぬ!!!」
みたいな意味不明な行動に出ればあり得るかもしれませんが(笑)
また日本はずーっと貿易黒字かつ経常黒字で米国債も大量に保有しており
金利も受け取れるので、米ドルが尽きることは当面考えられない状況です。
現在の外貨準備高は1,322,279百万ドルだそうです。(ちょっと何言ってるか分からない)
では日本が「財政破綻」することは未来永劫無いのでしょうか?
実はあり得ます。
(続く)