広島・三原市長が辞意　河井前法相から１５０万円受領
毎日新聞2020年6月26日　東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20200626/ddm/041/010/079000c

参院議員の河井案里容疑者（４６）＝広島選挙区、自民党を離党＝が初当選した２０１９年７月の参院選を巡る選挙違反事件で、広島県三原市の天満祥典市長（７３）は２５日、案里議員と共に逮捕された夫で前法相の衆院議員、克行容疑者（５７）＝広島３区、同＝から現金計１５０万円を受け取ったとして辞意を表明した。県内の首長の辞意表明は安芸太田町の小坂真治前町長（辞職）に続き２人目。安芸高田市の児玉浩市長も２６日に進退について表明する予定で、「ドミノ辞職」を懸念する声も出始めている。

朝鮮戦争開戦７０年式典　韓国大統領、板門店宣言触れず
毎日新聞2020年6月26日　東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20200626/ddm/007/030/056000c

朝鮮戦争（１９５０～５３年）の開戦から７０年となった２５日、韓国各地では記念式典や追悼式が開かれた。北朝鮮が開城（ケソン）工業団地内の南北共同連絡事務所を１６日に爆破した事態を受け、南北和解ムードは一気に冷え込んだ状況。文在寅（ムンジェイン）大統領は記念演説で、金正恩（キムジョンウン）朝鮮労働党委員長と２０１８年４月、「休戦協定から平和協定への転換」などを盛り込んだ板門店宣言には触れず、「強固な米韓同盟」を守ると強調した。

医療プレミア特集　情報を迅速に集めるシステム構築を＜コロナ連載3回目＞　医療プレミア編集部
毎日新聞　2020年6月26日
https://mainichi.jp/premier/health/articles/20200622/med/00m/100/011000c

政府の新型コロナウイルス対策に助言をしてきた科学者たちはウイルスとどう向き合ってきたのか。連載3回目は、国立感染症研究所感染症疫学センターの鈴木基（もとい）センター長に聞いた。【聞き手　くらし医療部・金秀蓮】

Ｑ：「中国・武漢で原因不明の肺炎が集団発生している」と、いつ、どのように知りましたか

Ａ：昨年末に我々もメディアを通して知りました。メールで情報交換をしながら、年明けすぐの1月6日に、脇田隆字所長以下、感染研の担当部局の研究者が集まりミーティングをしました。その時はほとんど詳しい情報はなかったので、中国の疾病対策センター(CDC)、世界保健機関（WHO）西太平洋オフィスの関係者と連絡をとりながら詳細な情報を集めようという話をしました。

当初、危機感はなかったが…

なぜタイに感染者が

驚いた「武漢の都市封鎖」

当初は手元になかった船内情報

第1波を抑えた保健所の疫学調査

緊急事態宣言「当初から全国で」

墜落の機長と副操縦士「コロナの話で集中せず」　パキスタン航空事故報告
毎日新聞2020年6月25日 21時38分(最終更新 6月25日 21時38分)
https://mainichi.jp/articles/20200625/k00/00m/030/311000c

パキスタン南部カラチで5月にパキスタン航空の旅客機が墜落し97人が死亡した事故で、サルワル航空相は24日、暫定的な調査結果を議会で報告し、機長らと管制官による「人為的な過失」が事故原因との見方を示した。サルワル氏は「機長と副操縦士は新型コロナウイルスの話をしていて（操縦に）集中していなかった」と述べた。

事故機は東部ラホール発カラチ行きのエアバスA320で、着陸する際に住宅街に墜落し、乗客乗員99人のうち97人が死亡した。事故後、航空当局がブラックボックスを回収し、分析した。

バイデン氏、全激戦州でトランプ氏にリード　米紙調査
朝日新聞　2020年6月26日 8時27分
https://www.asahi.com/articles/ASN6V2RJQN6TUHBI03J.html?iref=comtop_latestnews_05

米紙ニューヨーク・タイムズは25日、世論調査結果を公表し、11月の米大統領選の勝敗のカギを握る六つの激戦州のすべてで、民主党候補のバイデン前副大統領がトランプ米大統領を6～11ポイントリードしていた。トランプ氏は16年大統領選で民主党候補だったクリントン元国務長官を相手に、この6州すべてで接戦を制しただけに、今回は苦しい戦いを強いられている。

バイデン氏はトランプ氏に対し、ペンシルベニア州で10ポイント、ミシガン、ウィスコンシン両州で11ポイントと2ケタの差をつけ、フロリダ州で6ポイント、アリゾナ州で7ポイント、ノースカロライナ州でも9ポイントリードした。全米でもバイデン氏に投票するとの回答が50%で、トランプ氏は36%だった。CNNの8日公表の世論調査結果でもバイデン氏がトランプ氏に14ポイントの差を付けていた。

「コロナ後」世界100社ランキング、日本は3社のみ
朝日新聞　2020年6月26日 6時00分
https://www.asahi.com/articles/ASN6T6T23N6SUHBI01R.html?iref=comtop_8_04

コロナ禍でも強いのは米国と中国の企業――。英紙フィナンシャル・タイムズ（FT）がまとめた「パンデミック下でも繁栄する世界トップ100社」の集計で、そんな姿が浮かんだ。米国企業は47社、中国企業は24社が入る一方で、日本企業は3社にとどまる。世界の投資家が「コロナ後」を見据えるなかで、日本企業の存在感の薄さが浮き彫りになっている。

鳥貴族社長「大量閉店考えていない」　全額出した人件費
朝日新聞　2020年6月25日 17時00分
https://www.asahi.com/articles/ASN6T34R7N6RPLFA00J.html?iref=comtop_list_biz_n07

新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けた外食産業。「コロナ後」も見据えて、どんな対応が必要になるのか。全国で約640店を展開する焼き鳥チェーン「鳥貴族」の大倉忠司社長に聞いた。

陸上イージスは断念　いま与党で語られる敵基地攻撃能力
朝日新聞　2020年6月26日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/ASN6T7G81N6TUTFK00V.html?iref=comtop_list_pol_n02

陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐり、河野太郎防衛相は25日、山口、秋田両県への配備を断念すると正式に表明した。政府は陸上イージスに代わる新たなミサイル防衛体制の検討に入ったが、焦点の敵基地攻撃能力の保有については、与党内にも温度差がある。

【独自】河井夫妻、議員・首長４０人に１６８０万円…１０人が取材に認める
読売新聞　2020/06/26 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200626-OYT1T50052/

昨年７月の参院選を巡る大規模買収事件で、衆院議員の河井克行・前法相（５７）（自民党を離党）と妻の案里・参院議員（４６）（同）の逮捕容疑となった現金提供先９４人に含まれる地元議員と首長４０人の詳細が判明した。提供総額は１６８０万円に上り、取材に対し、４０人のうち１０人が現金の受領をおおむね認めた。

東京都内の新規感染者、高水準続く…「夜の街」２１人含む４８人
読売新聞　2020/06/26 08:45
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200625-OYT1T50267/

国内では２５日、新型コロナウイルスの感染者が新たに８２人確認され、累計で１万８２０６人となった。新たな死者は２人で、神奈川県内の５０歳代と８０歳代の男性だった。

東京都内では、新たに４８人の感染が確認された。１日当たりの感染者は２４日（５５人）を下回ったが、直近１週間の平均は約３９人と、高水準が続いている。

「最後の夏」球児に届く…独自大会、全都道府県で
読売新聞　2020/06/26 09:54
https://www.yomiuri.co.jp/sports/koshien/summer/news/20200625-OYT1T50338/

全国高校野球選手権の地方大会に代わる独自の大会が２５日、山梨でも開催されることになり、全都道府県で行われることが決まった。夏の甲子園の中止決定から約１か月。新型コロナウイルスの影響が残る中、各都道府県高校野球連盟が大会開催を模索し、プロ野球界からの支援も受け、球児たちは戦いの機会を得た。

トライアウト　スカウト歓迎

【解説】プロ・アマ越えアピールの場

稲田氏から離反の動き　自民有志が「保守団結の会」
時事通信　2020年06月25日19時44分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062500960&g=pol&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

自民党保守派の有志議員でつくる「保守団結の会」が２５日、党本部で設立総会を開いた。稲田朋美幹事長代行と行動を共にしてきた議員が、稲田氏が選択的夫婦別姓に理解を示したことなどに反発、離反する形で設立した。次期総裁選出馬に意欲を示す稲田氏の足元が揺らいでいる。

新型コロナワクチン、米で供給体制　モデルナ、７～９月に開始
時事通信　2020年06月26日09時12分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062600348&g=cov&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit

【ニューヨーク時事】米バイオ医薬品企業モデルナは２５日、同社が開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、米製薬会社キャタレントと提携し、７～９月に米市場で供給を始める見通しだと発表した。感染「第２波」が懸念される中、ワクチンの完成を待たずに量産体制を整備する。

米感染者２０００万人超か　「陽性報告の１０倍」推定―ＣＤＣ所長
時事通信　2020年06月26日08時39分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062600322&g=int

米疾病対策センター（ＣＤＣ）のレッドフィールド所長＝４日、ワシントン（ＥＰＡ時事）

【ワシントン時事】米疾病対策センター（ＣＤＣ）のレッドフィールド所長は２５日、米メディアなどとの電話会見で、米国内の新型コロナウイルス感染者数について「（陽性と）報告された人がいれば、実際にはさらに１０人の感染者がいると推定される」と述べた。感染が確認された約２４０万人よりはるかに多く、既に治癒した人や症状が出なかった人を含め２０００万人を上回っている可能性を明らかにした。

大統領と専門家に温度差　ＣＤＣよりファウチ所長―米国
時事通信　2020年06月26日07時13分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062500742&g=soc

トランプ米大統領（左）と疾病対策センター（ＣＤＣ）のレッドフィールド所長＝４月２２日、ワシントン（ＡＦＰ時事）

【ワシントン時事】専門家会議の廃止が突如決まった日本で、しばしば感染症対策機関の手本の一つと見なされるのが米厚生省傘下の疾病対策センター（ＣＤＣ）だ。しかし、新型コロナウイルスの感染者・死者とも世界最多となった今も、米国では専門家と大統領の温度差は明らかで、歯車はかみ合っていない。

仏フォション破綻、コロナで　国内店舗に影響なし
共同通信　2020/6/26 07:02 (JST)6/26 08:45 (JST)updated
https://this.kiji.is/648988486882378849?c=39546741839462401

【パリ共同】130年以上の歴史を持つフランスの高級食料品店フォションは25日までに、パリ中心部にある本社と店舗を運営するグループ企業に関し、商業裁判所へ更生手続きを申し立てたと発表した。事実上の破綻。新型コロナウイルスの流行などで悪化した経営の再建を図る。

米感染者、実は2千万人？　10倍の可能性と保健当局
共同通信　2020/6/26 06:51 (JST)6/26 06:57 (JST)updated
https://this.kiji.is/649003080736113761?c=39546741839462401

【ワシントン共同】米疾病対策センター（CDC）のレッドフィールド所長は25日、電話記者会見し、米国内の新型コロナウイルスの累計感染者は、検査で陽性と確認された人の10倍ほどいる可能性があると述べた。米ジョンズ・ホプキンズ大の集計では累計感染者が現在約241万人で、2千万人以上に上る計算になる。

ルフトハンザ救済が実現　株主総会、支援策承認
共同通信　2020/6/26 07:02 (JST)
https://rd.kyodo-d.info/np/2020062501001690?c=39546741839462401

【ベルリン共同】ドイツ航空大手ルフトハンザグループの臨時株主総会が25日開かれ、同社が政府と合意した計90億ユーロ（約1兆円）の公的支援策を承認した。計画を批判していた筆頭株主も支持を表明し、支援策は実現に向けた最終手続きを終えた。新型コロナウイルスの影響で経営危機に陥る同社の救済が決まり、支援策が動きだす。

自民に右派「保守団結の会」発足　稲田氏に不満な43人新グループ
共同通信　2020/6/25 20:00 (JST)6/25 20:13 (JST)updated
https://this.kiji.is/648840905277686881?c=39546741839462401
自民党の有志が25日、新グループ「保守団結の会」を設立した。稲田朋美幹事長代行が会長の保守系「伝統と創造の会」メンバーのうち、路線に不満を持つ議員らが中心になって結成。「ポスト安倍」を目指す稲田氏にとって痛手となりそうだ。

＜金口木舌＞不信感の基底
琉球新報　2020年6月26日 06:00
https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1144789.html

「終戦とともに山野が軍事基地化され、毒ガスが貯蔵され、ベトナム戦争への発進が繰り返される。美里村の姿は沖縄の縮められた姿だ」。１９６９年10月31日、在沖米軍が貯蔵していた毒ガスの撤去を求める県民大会が美里村（現在の沖縄市）で開かれた。翌日の本紙に登壇者の声が載っている

▼同年７月、基地内でガス漏れ事故があり、毒ガスの貯蔵が発覚した。当時、住民が目にした不可解な事例も報じられている。「演習場近くで住民が皮膚に炎症を起こした」「ウサギが死んでいた」

▼毒ガスは71年に沖縄から撤去された。それから49年、嘉手納基地の火災で塩素ガスが発生した。米軍関係者多数が軽傷を負った

▼基地で保管されていたのは次亜塩素酸カルシウム。プールの消毒などで使用される物質だ。米軍は「基地の外には流出していない」とする。県民はこの物質が保管されていたことを火災によって知った

▼すぐそばに毒ガスがあった当時の恐怖を想起した県民もいるだろう。基地周辺の水源で有機フッ素化合物が検出されている問題もある。普天間基地で同物質が含まれる泡消火剤の流出事故もあった

▼美里村での県民大会参加者が昨年、取材に答えた。「基地の中は見えない。毒ガスだって絶対にないと断言できるのか」。不信感の基底には米軍が情報を隠し、県民を欺き続けた戦後の75年間がある。

本日のニュースから（2020.6.26.）