作業療法×まちづくりへの挑戦

作業療法×まちづくりへの挑戦

生活や社会参加へのリハビリ・支援をする作業療法士がまちに出て何ができるか発信して行きます。
そこで暮らす方々、その地域、そして社会のために何かしたいと思っている方は職種や業界を超えて一緒に協力してやって行きましょう。

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育休中の妻と協働して

「働くママに寄り添うこと」

をテーマにした座談会を開催しました。

 

 

 

 

第2回は6名の方が参加してくれ、

顔ぶれは育休中のママに限らず、

・育休復帰経験のあるママ

・育休中のパパ

など

 

多様な方が関心を寄せて参加して下さいました!

以下レポートです。

①チェックイン

この場に期待することとしては

「人との繋がり」を求めて来ている方が多く、主体性の高いメンバーがそろっていました。

お互いにニックネームで呼び合うことでフラットな関係からスタートできた様に感じます。

 

②動画を見て想いの共有

「サイボウズワークスタイルムービー」⇓

https://www.youtube.com/watch?v=5P0WKsEmhw4

 

この座談会が力になりたいと思っている「等身大の働くママの姿」

からそれぞれ感じたことを共有しています。

・実際にフルタイムで働くママさんからの共感の声

・繋がり(話し相手・パートナーシップ)は重要!!

・会社や子どもなどから来る期待にどこまで答えるかの線引きの必要だよね。

・忙しいと気持ちの余裕もなくて、周囲の情報がキャッチできなくなる悪循環が怖い。

・社会の構造上の問題から自分を見失ってしまう…。

など

参加者の想いを聞きながら、お互いに共感し合うことで、自身への無力感や社会への不満で終わるのではなく、

「それぞれが行えることをして行こう!」と前向きに進んで行きました。

 

③各自のワークライフバランスの確認、対話のテーマ設定

「仕事」「家庭」「趣味(交友関係)」「社会貢献」「お金」の中で

現在、何に重きを置いているか、メンバーに問いたいことは何かを個人ワーク用いて整理しました。

 

 

 

 

・仕事のモチベーションはどう保つ?

・家事を回して行くのは、やはり母親良いのか?

・みんなはどんな趣味(自分らしい活動)を持っているのか?

・各家庭のお金の管理はどうしているか?

・自分のできなかったことをどう乗り越えて行ったか?

 

など立場や想いによって、関心のあるテーマがバラバラでした!

その中で今回は

来月に育休復帰を控えたパパさんを主役に置いて

「仕事、家庭、趣味を寸断するのではなく、上手く繋げて行くにはどうすれば良いか?」

「職場環境を変えて行きたい」

と言う問いかけや想いグループで話し合いました。

以下は現状整理から話し合いのまとめ

 

※すみません。反転しています。

 

 

話し合い中、みんながそれぞれの立場で共感し、力になろうとする姿勢や

話し合い後に「共感してもらえたのが良かった」「自信を持って良いと思えた」と言う主役の育休パパの言葉から

グループが一つになったのを感じました。

 

今回のテーマは「ワークライフバランス」でしたが、

その手法(タイムマネジメント、家事の効率化など)ではなく、

「共感」「繋がり」から

自己実現へ導く大切さを改めて実感しました。

 

以下アンケートに寄せられた感想

・今、自分が置かれている状況を再認識できた。

・不安に思っていたことを話せて、共感もしてもらえた。自信を持って進んで行ける。

・助かる人がたくさんいると思うのでどんどんやって下さい。

・進め方も良い感じでした。

・いろいろなニーズに触れたい。

・やっぱり話すことが大切。ただ聞くことも大事

 

ご参加して下さった方々ありがとうございました。

次回もメンバーの想いや対話を大切にしながら場づくりを進めて行きたいと思います。