最近この本を読みました。高校生だけじゃなくて勉狂してる大人も、勉強へのアプローチとか参考になります。英語のところは特に。それと、本の書き方がただオススメ参考書書いてるだけじゃなくてちょっとしたお話仕立てにもなってるんですね。これが意外に面白くてつるつる読めます。主人公的なちょっとヘタレなDKが....男子高校生....言わないか....。あらあら....。それでそのDK1年生(←)が勉強ができないっていうか勉強の習慣がないんだけど、たまたま立ち寄った神保町の古書店の店主やその周辺にいる人たちから「市販参考書を使った独学メインでの勉強の方法を教わる」ってのが流れ。ちなみにそのDK黒スキニーに、スモーキーカラーのプルオーバーのパーカか....いや、今日はお洋服の話じゃないんで。勉狂の話なんで。それで、この本が「独学メイン」ってのが読んでみようと思ったポイントでした。まぁ独学って超多数派だと思いますが。だって、時間とお金をかけて留学とか現実味が薄いし、語学の学校も同じく時間的にも経済的にも無理メですね。仮にお金があったとしても授業開始時間の午後7時とか8時とかに間にあえないんじゃどうしようもないし。怪社や壊社が黒めならなおさら。なので、独学が多数派というか大半の人にとって独学しかないと思うんですよね。それで独学で必要だって思ったのは個人的な経験になるんですけど、ペースメーカーが必要じゃないかと。漫然とやってても自分がどこまでやれるのかがよくわからないし、できるところできないところがわからないし。それで、英語の話なんですが怪社が小さいと海外への問い合わせも自分でやらなきゃいけないんですね。あとは生存のためのスキルとしてもできたほうがいいっていうのもあって。それで英語の勉強なら英検とかTOEICとか合否や数字で結果が出てくるやつがいいですね。張り合いが出るというか。自分の場合はTOEICが合ってました。細かい数字で結果が出てくるんでゲーム感覚で受験できて。なので、大人の英語独学は、ペースメーカーとして英語の資格試験を使いつつ勉強するのがいいと思っています。本当言うとTOEIC、何が間違ったかとかちゃんと返してくれるといいなぁとは思いますけどね。今900超えてるんで間違えてる問題が少なくなりつつありますが、やっぱりどれを間違えたのかわからないってのはちょっとイライラするわけです。その辺は市販の模試とかいろいろ試して、自分がどういう部分で間違えるのかをチェックするしかないですね。あと、TOEICの英文ですが、業務上使える単語・フレーズが冗談抜きに頻出するんで実用性高いです。よく、TOEICのスコアが高くても喋れるようにならないって鬼の首とったようにヒートして「オレの本買って勉強しよう」(笑)っていうTOEICをスケープゴートにするクレイジーな先生&ファッキン教材とか、逆にTOEICにハマりすぎた人が、そこまで知らなくても....ってとこまで突っ込んだディープ教材を作ったりとかいろいろありますよね。だけど、そういのはもう現場で英語使う人には何の関係もないんで、それぞれの立場で必要な状況に応じてアプローチすればいいと思っています。たとえば自分なら英語は99.9999%くらい(←適当)emailなんですね。え?残りの0.0001%(←適当)はなんなんだって?はい、それ外人がかけてくる間違い電話なんでほぼ無視していいレベルです。だいたいそもそも時差があるからリアルタイムでビジネス英語喋るなんてほぼないんですね。なので自分はリーディング・ライティング特にライティングはできなくちゃってことで。「特にライティング」ってのはリーディングよりライティングのほうが明らかにハードルが高いし、英語4技能の中でライティングって一番ハードだと思います。本書いてる人も、まぁ自分の本売るためにいろいろバイアスかけて主張してるんだろうけど、そんな個人的な主張は(何度も言っちゃうけど)読者側には無関係なんで僕らはそういうなんか変な主張とかにまどわされず自分たちの立場に応じて勉強しましょうねってことで。あと、スピーキングやライティングなんだけど、そこが強化ポイントだってわかってるときに、いきなりスピーキング、ライティングをやっても難しいです。これは自分の経験上身に染みました。やっぱしそういうアウトプットは、それをする前に大量のインプットが必要だったってことです。大量にインプットして英文が体内に溜まってきて初めてあふれる感じ。えーと、コップに水が溜まるのをイメージするとわかりやすいかなと思うんですけど。何も溜まってない状態でさあ出せっていってもそもそも溜まってるものが少ないんで無理があるわけです。水の沁みてないタオルを絞っても何も出てこないっていうか。He is a ikemen. I'm not a ikemen. I'd like to become a ikemen.くらいじゃろくなスピーキングもライティングもできないんですね....。コップが満タンになって初めてあふれてくるイメージですね。それで教材もちょっと触れてみます。(教材の話はこれからちょくちょく書きます。今までいろいろ英語の勉狂に迷走して買って失敗の教材とかもありますので....。) それで英語が苦手な自覚があって、でも勉狂しようと思ってる人ってかなりいると思いますけど、そういう人は巷で絶賛されてる教材にいきなり喰いつかないでほしいと思っています。まず単語。「DUO 3.0」って大絶賛の嵐ですけど、ちょっと待った。1例文に必須単語を詰め込んであるから、必然的に例文が長めです。英語が苦手な人って、まず英文自体にアレルギー反応が出るんで、長い英文はアウトです。しかもその中にわからない単語が複数あったりしたら挫折しろって言ってるようなもんです。なので、チャンク型....例文が短いあるいはフレーズになってるやつがいいです。TOEIC系なら「金のフレーズ」「銀のフレーズ」受験英語系なら「英単語ピーナツ」がオヌ....いえ、オススメです。こいつらはDUO系と違って当然フレーズ数は必然的に多くなります。でもね、圧倒的に頭に残りやすかったです。「金のフレーズ」にははっきりと「フレーズはどれも7単語以下」と書いてあります。これは、それ以上だと人間が記憶しにくいからだ、ってことなんですね。もちろん、長い例文が平気な人はDUO型の単語集でももちろんOKですけど英語が苦手な人にこそ学習の分量が増えてもチャンク型を勧めます。それと、自分の経験上、本だけよりダウンロード音声やCDのある教材で耳から半強制的に英語を注入するのがオススメです。TOEIC受けたときに、理由がわからないけど「あれ?解けたよ、これ」っていうのがあって、それって耳から注入した英文がどこかに残ってたってことだと思うんです。隙間時間活用というか、電車の中で勉強してる人も多いと思いますが、本だとボケッとしたり座った時寝ちゃったりとかあると思いますが、耳はどんな状態でもオープンなのでとにかく時間があけばリスニング、です。意味がわからないと聞き取れない部分がある場合に困るので絶対にスクリプトありのものがいいと思います。「教材もちょっと触れる」とか言ったけど、いままで英語の勉狂にはさんざん悩まされて、ファッキン教材、クレージー教材にいいようにヤラレたこともあったんで教材についてもうちょっと書いてみます。自分が挫折した系の教材にどんなのがあったのかから。それじゃまずは
【ファッキン教材の特徴】
・羅列型教材:一見整理されててよさそうなんだけど、実は単調で速攻で飽きます。ましてやモノクロだとつらいですね....。語学は継続することが肝心なんだから、ファッキン教材に学習を中断されるなんて勿体ないです。
・文章が堅すぎる教材:勉強なんだからそれでいいだろうって思われるかもしれないけど、これも同様に、初級者が継続するにはキツすぎました....。もちろん、辞書的に使う分にはカタ目の網羅的な教材ってあっていいんですけど、初級者がとっかかり的に使うには向いてないでしょうね。1ページ読み切らないうちに「あー、もうダメ....無理....」ってなってアウト....。
・モノクロ印刷教材:これも単調で飽きるし、ポイントがつかみにくくなるんで初級者にはオススメできません。
・フルカラー印刷教材:逆にカラフルなフルカラー教材もアウト。目が泳いでどこがポイントがさっぱりわからなくなるし目が目が....。一見見やすそうなんだけど、意外なほど使いにくいですよ。本屋さんで見てみてね。パステルカラーだと大丈夫だったりしますが強い色のは避けた方がいいです。
・話題性のある教材(副読本):「オバマ大統領の演説」とかが教材になってることがあるけど、そういう話題先行のやつはやめといたほうがいいです。「大統領の演説」とか興味あります?冷静になればほとんどの人がないでしょ。語学はとにかく、飽きずに継続させること、だと思うので副読本的に使うなら、自分の興味を優先させましょう。なんとなくノリで興味のない教材買わないようにしましょう。映画が好きならスクリーンプレイ、footballが好きならfootballがテーマの本、など興味優先はOK。
【オヌ....いえ、オススメ教材】
・コラム記事など随所にあって、飽きない工夫がされている教材。
・文体が(自分的に)読みやすい教材。
・2色あるいは3色程度で印刷されている教材。(フルカラーよりこれくらいが一番見やすいと思います)
【オススメ教材具体例】
・文法書「表現英文法[増補改訂第2版]」田中茂範(2017)。
この本は、巷の評判で「Forest」がいいっていうのを聞いて買ったらなんか合わなかったな~って人にはとても読みやすく感じられると思います。英文法の教材は「Forest」がいいってよくいわれるんですが「なぜいいのか?」に言及してることが意外なほど無いんです。なので、巷の評判を盲信しないで自分で本屋さんで見て見やすくて文体が合っててわかりやすそうなのを買っておくといいと思います。