結婚しなかった選択は良かった。早期退職は計算外だからだ。

それに、仕事ができるような健康状態ではない。

無理をしていたら、もっとつらい目に合っていただろう。

 

独身でいたことによって、家族への扶養義務からは解放された。

子供一人養育するのに、かなり経済的負担が大きいと聞く。

最近の若い人でも、3割は結婚を希望していないとの統計もある。

 

子供を持っていたら、違った喜びがあっただろうが、それは取引だ。

しっかり働いて、収入を確保して、時間的制約を我慢して、

今の日本の社会では、会社員は相当厳しい。

 

子供に老後の世話をしてもらおうとする親は、少ないと聞く。

実際は老後の世話は必要になってくる。大きな葛藤だ。

 

子供のいない結婚生活と独身生活は、今後増えて行くかも知れない。

経済的理由と、社会治安の問題があると思う。

今後20年の少子化は、社会問題となり、日本はどうなっていくのだろうか?

かかわりの持てない年齢になっている。どうしようもない。

 

 

 

過去を振り返って、大学卒業後会社員になった。

会社員と言うのは本意ではなかったが、なぜか道ができていた。

そして入社後、待っていたのは新しい仕事だった。

 

入社後は新人レースが最も盛んな時期で、2次会のカラオケでさへ、

自分をアピールする場所だった。そんな場面が苦手で仕方ないので、

交友関係に助けられる場面は、全くなかった。

 

30代前半までは仕事で優秀さをアピールする時代だった。

しかし、学業不振の大学時代を引きずり、花は咲かなかった。

そして休職復職、休職復職を経て、早期希望退職となった。

 

何をしても人並みにはならなかったのが悔しい。

こうして、劣等感が心の底に薄く積もっていった。

 

せめて友人が欲しかった。苦労話をできる友人。

自分だけではないと思えるような友人。

 

これだから、自己実現には程遠く、自我は捨ててしまいたいと思う。

とてつもなく低俗な自我しか育っていない。

幸い現在は、何も強要されることなく生活している。

自由と呼べば聞こえがいいが、ネットで買い物して楽しんでいる。

 

少し本でも読んで、感想をブログにアップするぐらいのことをしてみようか。

本探しが喫緊の課題になるな。それはすぐにでもできる。よし。

 

 

 

一番気付きにくいことが、自我への執着を捨てることです。

還暦に至り、やっとそう思えるようになりました。

理由は簡単です。自分を見限ったからです。

これ以上成長はしないし、成長しようと努力もしない。

今あるもので、生きていこうと思えたからです。

 

過去を振り返っても大した成果がなく、結婚もしなかった。

気楽に生きてきたつもりが、意外と周囲の目を気にしていた。

自分を高く評価することができなくなった。

 

こんなことなら、もっと早く捨てていればよかった。

会社を休職した時に、実家に戻り静養していました。

このタイミングがベストだったと思います。

しかし自我への執着があるとは思っていませんでした。

 

モノへの執着は、少し残しておこうと思います。

買い物は楽しいし、物質社会の時代だからです。

コンピューターの世界は日進月歩で、楽しめます。

 

衣食住を中心としたシンプルな生活に、少し近づけました。

生きることは、シンプルでいいと思います。