おはぎ　ゴットハンド　みなとよこはま病院の金谷先生と知り合って1ヶ月。

昨日、３回目の通院。

ステロイドの量は、2.5 →　1.25(まず他の病院で出されてる薬、朝晩飲んでいたのを朝だけに)　→　１（白い錠剤に変更）　→　0.75 （これが今日から）に。もちろん、ただステロイドを減らすだけじゃなく、その代わりをしてくれる漢方などじっくり検討して出してくれる。いろいろ自分なりに調べると、おはぎの体重に、2.5って・・・恐ろしい量だったことに、今更ながら気づく。

（先生のところに駆け込む原因となった股関節脱臼の左足は、手術もしていないのに、生活に支障がないくらいに回復。もちろん骨は繋がっていないし、ぶらぶらしてる感じにみえるときもあるけれど、痛みもなさそうだし、少しずつ動かせてるのがわかる。こちらは、先生も私も、実はもうあまり心配していない・・^ ^)

ステロイドを減らしているのに、１月末から２週間痙攣が止まってた。

近所の動物病院にも報告し「このまま、あと１０年、いけちゃうかもしれませんよよ！」というと「おはぎは、予測不能。いままでのデータじゃ測れないからね！」と笑顔。

しかし、その報告をした２月６日夜中に久々の痙攣がおき、数度繰り返す。痙攣には慣れっこでも、毎回、このまま致命傷になってしまうのでは、と考えてしまう。何度も繰り返す夜は、やっぱり、ダメなのか・・と弱気になる。幸い後遺症は残らず、翌朝は、普通に食欲があってほっと一息。

おとといの夜、金谷先生に会う前にと（体を触るのを、以前にも増して嫌がるのだけれど）半ば強引に、目のまわりの汚れをふき、毛をカット（目に入るとまた、眼科行きになるからね・・）。そのストレスなのか、夜に１度痙攣。そして翌朝は茶色い嘔吐（ネットで調べると茶色の場合は血なので、病気の可能性が高いと。確かに血の臭いが・・汗）。

実は、写真では伝わらないけど、昨年１１月の大きな痙攣の復活のあとは、人間でいえば痴呆かも・・という行動も多い。命が助かっただけで感謝なのだけれど、コマンド（待て、お座り）はもちろん、もう効かないし、皮膚は薄く、ボロボロ。やっぱり、もう長くはないのかもな・・と、悲しくなる瞬間も多い。久しぶりにおはぎに会った友達も、あまりの変わりように驚いていた。これが今の現実。

しかし、昨日の磯子の金谷先生。

まず、袋に入れてもっていった嘔吐物を見て（臭いを嗅いで）すぐ

「あー、これって、胸焼けみたいな感じだよ。」

え？「あ、確かに、昨日の夜、少し脂身がある豚肉をガツガツ」

「それかもねー。まー、食事いろいろ試行錯誤してるから、仕方ない。いま、食欲があるなら、心配ないですよ。」

よかった。おはぎ、ごめん、ママ気をつける。

次に、重い痙攣の報告には、

「まだ起きるかー」と・・。

脳炎が進行してるかもという話はゼロで、痙攣を無くすことしか考えてない先生。

そして、ボロボロになった皮膚。

じっくり時間をかけて全身をチェックしてくれて「ステロイドの長期投与のあと、減らしたことによるもの」という判断。

一時的なもので良くなってくると期待しましょうと。

ただ、この粉吹いたところに、ダニがいないかチェックしましょうということで、粉を少しとって検査。ドキドキして待ってると、大きな声で「いませんね！」と。

あー、良かった（笑）

毎日水素風呂にはつけてるけど、シャンプーで洗うことはしていない（ストレスや皮膚への負担怖いし）けど「少ししたら、ちゃんと洗いたいですねー。でも、いまはまだ、皮膚が弱いから我慢です」って。

最後に、脳のこと。私が帰っても反応も鈍いし、切なくなる時があると話すと、床を歩かせていたおはぎの前に手を出し、おはぎが、先生の手をペロペロ。「これだけ犬らしい行動ができてるんだから、大脳はちゃんと機能してますよ。こういうこともできないなら、話は別ですけれど。食べ物改善して、体重も回復してきたし、足もしっかりしてきた。まず体を治したあと、次は脳もよくなってきますよ。」

まだまだ長生きできると信じて疑っていない言葉の数々に、たくさんパワーもらいました！弱気の飼い主には、こういってあげようっていうのが、先生の中にあるのかもしれないけど、それでもいい。私が諦めちゃいけないって、再度強く思った。

「最後の砦」「金谷先生でもダメなら諦めがつく」と書いている飼い主さんのブログが数件。ほんと、私もそういう気持ち。

股関節脱臼になったけど（他の医者に匙投げられた左足、手術してないのに、もうだいぶ普通に歩けるよ）金谷先生に会うきっかけになった。欲を言えば、もっと早く会っていればと思ってしまうけれど、いま、面倒みてもらえてるだけで、ありがたい。

そして、おはぎの応援をしてくれたり、状況が悪いときにアドバイスしてくれる、犬を愛する仲間にも感謝。（実は、今朝も食欲がなかった。落ち込みそうな私をはげましてくれる友達の言葉のありがたかったこと。ありがとう。）

頑張ろう。後悔しないように、いま、できることを精一杯やり続けます。