(第99回)見ずの春を…
僕は映画が好きだ。映画の中では、自分の人生では絶対体験できないような世界を見られる。そして、今日も見ずの夢や青春を求め、映画館に走る。
最近はよくシネコンに行く。『シネマ・コンプレックス』…一つの建物に映画館が複数併設されている複合映画館のことである。京都にも二つのシネコンが最近できた。最近出来ただけに施設がきれいで、シートも上等だし、映像・音響システムも最新のものがそろっていて、映画好きならずともわくわくする空間である。やはり映画は映画館で観るのが一番!ということで今回は、自称映画普及委員会の僕が、最近のシネコンのサービスをいくつか紹介してみたい。
● ポイント…
シネコンの会員になると、チケットを買うごとにポイントがたまる。たまったポイントは、ポップコーンやジュースに交換できる。『6回観たら1回無料』、というシステムもある。ちょくちょく映画を観に行く人は、このシステムを利用しないと損である。
● 割引価格…
これはシネコンに限ったことではないが、割引料金も最近は多様だ。
○夫婦料金(どちらか一人が50歳以上の夫婦は二人で2000円)。
○高校生友情料金(通常高校生1500円の所、3人以上で一緒に鑑賞の場合は一人1000円)。
○レイトショー(夜8時以降の回)は1200円。
○レディースデイ(毎週水曜日)は女性1000円。
○毎月1日は誰でも1000円。など。通常一般1800円なので、これらの割引を利用しない手はない。
ちなみにシネコンでは平日でもレイトショーをしている場合が多いので、僕はこれを利用することが多い。
● インターネット…
シネコンのホームページで上映時間をチェックしチケットが買える。映画館に行くと自動発券機で簡単、並ばずに発券されるので、混雑が予想される週末などには大変便利。ネット購入ならではの割引がある場合も…。
さて、さらに最近面白いと思ったシネコン独自のサービスをあげてみる。
12月3日に公開されたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー(実際に夫婦になるのか?で話題の二人)が主演の『Mr.&Mrs. スミス』。その公開に先立って、二人の過去の主演作数本がリバイバル上映された。料金は1000円。さらに『Mr.&Mrs. スミス』の前売り券を持っている人は、500円でリバイバル作を観られる、というサービス。
また、『ママズ・シアター』と称し、赤ちゃんといっしょにぜひお越し下さい、という上映回もある。この回は通常の上映より劇場照明は明るめ、音量は小さめ、室温は暖かめという赤ちゃんにやさしい環境。ベビーカーはあずかってくれるし、赤ちゃんが泣いてもまぁお互い様…という、サービスである。
いずれのサービスも、スクリーンを多数もつシネコンならではだなぁと感心した。
最近、昔ながらの古い映画館がどんどんなくなっていくのは寂しくもあるが、新しいシステムとサービスで、シネコンがより楽しくなることはとてもいいことだと思う。
いやぁ~映画館って本当にエエもんですね~。
※今回紹介した料金やポイント、サービスの内容については映画館によって異なりますので詳細は映画館にお尋ね下さい。
2005年12月16日号掲載

水野晴郎 1931~2008
映画評論家。「いやぁ映画って本当にいいもんですねぇ」のフレーズで有名。
| 追記・・・水野晴郎さんは2008年6月に亡くなられました。もう見られない、あの映画解説…。(2008/7) |
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