小学校で中学校の特別支援学級について話してきました。

こちらとしては目の前のことをお話ししただけなのですが、小学校の先生方はとても喜んでくださいました。

それってつまり、小学校は中学校のことを全く知らないということ。

もちろん逆も然り。

本当にお互いにお互いのことを知らなさすぎることを痛感しました。

どっちかが悪いというわけではなく、いままでは知らなくてもそれほど困らなかったし問題にもならなかったからでしょうね。

私が勤務している地域は小中一貫校が少ないので、小中で連携を図りにくいということも要因の一つでしょう。

中１ギャップという言葉があります。

小学校と中学校とでは違いがありすぎて、その変化についていけず不登校や学校生活に悩む生徒がいます。

気合いや気持ちの問題ではない。

「そんなこと言ってるから子どもが甘えるんや！」

「弱くなる一方やないか！」

みたいなことを考える大人や教師もいるでしょう。

昭和から平成を生きてきた我々世代にとっては「何を甘っちょろいことを！」となってしまいがちです。

ですが、もうそんな時代じゃない。

生きていく厳しさはどの時代も変わらないから、いかにその厳しさを乗り越えていく力を身につけさせるか、の手段は確実に変化したと思う。

AIが出て、無人自動車が荷物を運ぼうとしている時代ですよ。

日本の将来は子どもの成長にかかってます。

その教育に携わる我々がいつまでも前時代的思考に拘るわけにはいかないんですよ。

変化を前向きに受け入れられること。

それができたらもっと学校も楽しくなるんじゃないかあ。

話はちょっと逸れますが、不登校はどの年代も増加傾向。

それはもういい加減学校がわかっていかないといけないって、子どもらが教えてくれてるってことなんじゃないんですかね。

変わるのって楽しいよ！

学校にも変化を！