フットケアボランティア25回目 | 足を想う☆熊本のフットケアサロン

フットケアボランティア25回目

私が毎週月曜日に参加出来なくなったので
今回からのボランティアは
しばらくは、すずさんやゆかりちゃん
その他のメンバーで行ってもらう事になります


今回はすずさんとゆかりちゃんが行ってくれました!

おそらく、いつもと変わらず爪ケアを受けたおじいちゃん、おばあちゃんから
「お金はいくらね」「お金はいらんとですよ^^」
「きたなか足ば触ってもらって、ありがと」「綺麗になった~」という
ほのぼのした会話が交わされたことだと思います

すずさん、ゆかりちゃん、ありがとうね^^



月曜日、ボランティアを終えたすずさんから携帯にメールをもらいました

「Tさんが亡くなったそうです」

Tさんは、初回のボランティアの時から
私がずっと担当してきたおじいちゃんです

足の爪も、手の爪にも白癬があって、
手の爪の表面はボロボロになっていました

私自身、手の爪に白癬があるのを見たのはこの時が初めてで
ショックを受けたのを覚えています


服の着脱の際に爪が引っかかって痛いだろうと思いました
表面をマシンで滑らかにすると、服に引っかからないし
お薬の浸透も助けるのでは?と思い
ケアマネさんと相談の上で、マシンを使い凹凸を削ってあげたのでした


けれど・・・翌月行ったときの様子から
削れば良い効果があると思っていた爪は
削って薄くなったことによって、爪の一番下の層(腹爪)だけになり
そうなると、そこに何かが触れるたびに痛みが発生し
指先で物をつかんだりするときに、
痛くて力が入れられなかったということを知りました

良かれと思ってしたことが
却って痛い思いをさせてしまったTさん
あの時は本当に申し訳なかったです

でもお陰で、
やみくもに表面を削りすぎるのは良くない事を学ばせて頂きました
ありがとうございました


無口でおとなしい方だと思っていたのに
カラオケでは大きく通る声で、とても上手でしたね


トマト農家で「うちのトマトが一番おいしか」と
はにかみつつも胸を張って話してくれましたね


手の爪を切った後に、ゴワゴワの手を擦ってあげると
「農家だけん、きたなか手たい、恥ずかしか」と言いつつ
とても気持ちよさそうでしたね


いつもフットケアの日には一番に待っててくれましたね
嬉しかったですよ




夕べ、初めてボランティアの夢を見ました
すずさんやゆかりちゃん、その他沢山のボランティアメンバーが
沢山の方のフットケアをやって
ワイワイ笑顔で話ながら帰り支度をしている場面でした


色々やりたい事があって
しばらくはボランティアに参加することは出来ないけれど
また落ち着いて時間が取れるようになったら、必ず復帰しますからね!


「Tさん・・・ご冥福を心からお祈りいたします」