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パス成功数、ヘッディング数、パスカット数など、「印象」では気づかないあの選手の貢献が!!
VSギリシャ コンフェデ(2005.6.19) 大黒1得点
選手 | パス | % | クロス | ヘッド | タックル | ファール | 被ファール | ミス | カット | ドリブル | アシスト | シュート | |
川口 | 26/13 | 50.0 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
宮本 | 22/18 | 90.0 | - | 11/7 | 3/0 | - | - | - | 8 | 3 | - | - | |
田中 | 18/15 | 83.3 | - | 16/6 | 5/1 | 2 | - | 1 | 8 | 4 | - | - | |
加地 | 38/30 | 78.9 | 2/1 | 4/1 | 2/2 | 4 | - | - | 4 | 5 | - | 2/1 | |
三都主 | 35/28 | 80.0 | 4/1 | 10/6 | 2/1 | 3 | 0 | 2 | 7 | 17 | - | 1/0 | |
福西 | 35/28 | 80.0 | - | 7/4 | 7/2 | 1 | 1 | 2 | 3 | 4 | - | 2/0 | |
中田英 | 66/59 | 89.3 | 1/1 | 6/2 | 10/6 | 1 | 2 | 1 | 10 | 16 | - | - | |
中村 | 61/53 | 86.9 | 9/0 | 1/1 | 8/2 | 1 | 1 | 2 | 6 | 24 | 1 | - | |
小笠原 | 39/30 | 77.0 | 3/0 | 1/0 | 8/0 | 3 | 1 | 6 | 3 | 14 | - | - | |
柳沢 | 26/23 | 88.5 | - | 13/4 | 3/1 | 3 | 1 | 5 | 2 | 10 | - | 4/2 | |
玉田 | 13/11 | 84.6 | - | 2/0 | 2/0 | 0 | 3 | 2 | 1 | 16 | - | 4/1 | |
大黒 | 5/3 | 60.0 | 3/0 | 2/1 | 3/1 | - | - | 2 | - | 3 | - | 3/2 | |
遠藤 | 12/10 | 83.3 | 1/0 | 1/1 | 2/1 | - | - | - | - | 1 | - | - | |
中田浩 | - | - | - | - | 1 | - | - | - | - | - | 1/1 | ||
計 | - | 81.0% | 13.0% | 45.9% | 30.9% | 19 | 9 | 23 | 52 | 117 | 1 | 17/7 |
・宮本、田中 4バックにしたことで、両者ともCBとして競り合いに頻繁に顔を出す結果に。
3バックでの宮本起用はあり得るとは思うが、4バックにした場合のこの組み合わせはどうか。
やはり、中沢がほしい。あるいは、松田も面白い気がする。(個人的にマリノスDF陣が好きです。笑)
・両SBともに攻撃参加という点ではよかったのではないでしょうか。4バックということで、二人も空中戦が求められることが増えている。 三都主は、依然ボールを止めて、考えながらのドリブルが多い。
・今回も中田英のディフェンス面での貢献が数字でも見れると思います。
パス数では、中田英、中村が圧倒的に多いのですが、前半だけみると、中田英は「パス数 28/26 ドリブル3」。前半は小笠原と中村が突出して多くボールに触っています。
一方後半になって中田英が積極的に参加し、パス38/33、ドリブル13」。
これらから考えると、小笠原と遠藤の途中交代は、数字的(ミス数等)にも、大黒とチームメイトという点からも、面白い手ではあったのではないでしょうか。
MF陣のミドルシュートがもう少しあってもいい気はします。
・FWでは、柳沢がロングボール、ゴールキックにおいても、ターゲットになることが多く、ヘッドの競り合いが非常に多いです。
くさびに入る回数も、玉田より柳沢のが多く、それがパス数にもつながっているように思います。
また、これは完全に私見ですが、玉田はどうも裏に走りこんでボールをもらうプレーがあまり得意ではないように思います。どちらかというと彼は自分でボールをもってドリブルをして自分でシュートシーンを創る方が好きな気がします。
スペースに走ってスルーをうける場面も多くありましたが、スピードに乗った状態からのシュートがあまりうまくないように思います。速攻で、右サイドのスペースでボールを受け、中央に侵入した場面で、一見軸足がずれてシュートミスしたように見えますが、私には打とうとしたボールが予想以上に前方にあったことから無理やり打ちにいったため体勢をくずしたように見えました。
それなら、そろそろ大黒をスタートから使うのが妥当ではないでしょうか。得点という結果も残して、使わざるをえない気もしますが。
また、前半はシュート数10本。うち7本がFWによるものです。
玉田は、前半20分までに3本も打っています。
最近の代表は立ち上がりあまりにも慎重になっている気がします。数字上では前半に1点決めていてもおかしくなかったように思います。
VSメキシコ コンフェデ(2005.6.16) 柳沢1得点
選手 | パス | クロス | ヘッド | タックル | ファール | 被ファール | ミス | カット | ドリブル | アシスト | シュート | |
川口 | 23/16 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | |
茶野 | 24/13 | 1/0 | 6/5 | 6/3 | 2 | 1 | 1 | 2 | - | - | - | |
宮本 | 45/41 | - | 4/4 | 1/0 | - | 1 | - | 14 | 4 | - | - | |
田中 | 56/50 | - | 13/7 | 4/2 | 1 | - | - | 3 | 3 | - | - | |
福西 | 44/39 | - | 3/0 | 10/5 | 1 | 2 | 1 | 7 | 9 | - | - | |
中田 | 66/58 | - | 4/3 | 10/7 | 3 | 0 | 4 | 1 | 21 | - | - | |
加地 | 48/43 | 6/2 | 4/4 | 1/1 | 2 | 0 | 1 | 3 | 17 | 1 | 3/0 | |
三都主 | 35/30 | 2/1 | 3/1 | 4/1 | 2 | 0 | 8 | 1 | 8 | - | - | |
中村 | 35/29 | 2/1 | 4/2 | 7/1 | - | 2 | 5 | 2 | 17 | - | 1/0 | |
小笠原 | 36/29 | 2/0 | 2/0 | 6/1 | 1 | 0 | 2 | 3 | 18 | - | - | |
柳沢 | 27/20 | - | 14/8 | 4/1 | 2 | 2 | 5 | 2 | 12 | - | 3/1 | |
稲本 | 20/18 | - | - | 6/4 | 1 | - | 1 | 1 | 2 | - | 1/0 | |
大黒 | 9/6 | - | 1/1 | - | - | - | 1 | - | - | - | - | |
玉田 | 6/4 | - | - | - | - | - | 1 | - | 8 | - | 1/0 | |
計 | 83.5% | 30.8% | 58.6% | 44.0% | 15 | 8 | 30 | 39 | 119 | 1 | 9/1 |
・茶野: パスミスが目立つ。他のCBにない対人の力強さ。
・宮本: パスカットが多い。リベロ気味のポジショニングの賜物?
・田中: メキシコの長身プレーヤーのターゲットとなり競り合いで押され気味。
宮本ー田中でのパス交換。右サイドの起点として田中が展開を始める傾向。
・福西: タックル、パスカットといたディフェンシブな貢献が光っている。
・中田: チームトップのパス数。タックル成功率も高い。キープからのドリブルが多く、一方で、自陣で奪った後の展開の失敗からミス4の数値。
・加地: 田中からの展開で積極的に右サイド中央へと突破。最多クロス数。最多タイシュート数。アシスト 1。ミスも少ない。
・三都主: ボールを止めがちで、ドリブル突破を考えているうちに挟まれミスを誘発。ミス8は最多。
・中村: ディフェンスにまわる時間が多かった。そのためタックル試数は多い。成功率低し。三都主と同様にボールを止めてミスを招くパターンが多い。前半15分でミス3。ダイレクトプレーをするようになってから機能。
・小笠原: アシストとなった加地のクロスを引き出したループパスは小笠原。
中田を同じく、速攻時に起点となることが多いが、中田同様次につながらない。
中田ー福西は守備的中盤として中々機能していたのではないか。ミスも少ない。後は攻撃時の連携。ペナルティエリア付近の攻め方や速攻時の約束事が必要な気がする。
・柳沢: 川口のゴールキックからの競り合いで勝つ場面が意外に多い。ミス5は積極的なチャレンジによるものが多い。ゴールに向かうドリブルや、そこからサイドに散らすパス等効果的な攻撃を仕掛けていた。
加地からのクロスで惜しい場面が2本あった。連携を高めたい。
・稲本:(58分) 途中出場ながら、ディフェンス面で貢献。攻め上がりもみせ、ミドルシュートもうっている。
・大黒:(82分) チームになじむのに時間がかかった印象。くさびに入ることが多かったが、シュートを一本もうてていない。
・玉田:() 残り時間わずかでの出場ながら、ドリブルを多くしかけて得点の匂いは感じさせた。