せかい世界はどこにあるのと聞かれて、世界はここにあるよ、と即答する。陸の続く限りは君は何処にでも行けるし、海の続く限り君はどんな陸にだって行ける。陸から少しでも足を上げれば、そこは空の入り口。夢を紡げば、世界は夢の糸で繋がるんだ。世界は僕と無関係であれば、無関係であるほど美しい。世界が美しくなっていくなか、僕は世界から遠ざかる。僕の世界はどこ。
模倣無い物ねだりばかりしている気がする。焦りしかないし、落ち着けない。焦りはあるけど、明日への実感がない。いま自分は此処にいるけど、自分がどうやって此処に来たのか分からない。自分の補填をしたいけど、全てが欠けている気がして、どこから手をつければ良いか分からない。僕って一体何ですか?僕の音楽は一体何?自分のイメージがないから、周りのイメージばかりが僕を染める。一体僕は何色?自分が模倣の塊にしか感じられない。焦れば焦るほど、沼にはまる。誰か助けて。でも僕を助けないで。この沼から自力ででないと、前には進めない。