ONE DAY. I MET YOU. -13ページ目

ONE DAY. I MET YOU.

零れては落ちる言葉を必死に繋いでみる。


朝の電車に乗って。
母校の生徒、名も知らぬ後輩達を横目に、
満員電車で渋谷に向かう。

その誰もが眠そうで、だるそうで、
一限に向かうのが酷く億劫な顔をして。
文化祭も終わり、冬の入り口で、
来る季節の香りを憂いながら。

その姿にある無垢の強さ。
何も知らずに走り出すであろう勢いを持った姿。
自分の信念の為なら世界も敵に回せるのだ。
彼らは憂鬱で美しい世界に更に気付く。
何処にだって行けるのだ。
その羽根を持っているのだ。
その姿。負けてられない。



渋谷に着いて、エスカレーターを下り、
風の強い秋の真ん中の空を見上げる。
雲が早い。形が不規則で涙ぐむ。


ああ。ああああ。
世界は、ただそこにある。
何の感慨も持たず、ただただ。





雨の後の風が森の空気を運ぶ。
うっとりとする、あの深緑。


BLUE in GREEN.


最近自分のコンディションがわからない


サックスケースの重さを計ったら、10kg越えてた…


そりゃ毎日背負ってたら疲れるわ………