「…あのさ、ゴン」
「ん? 何??」
わぉ、笑顔だよ。
でも笑顔の裏にどす黒いってか、
禍々しいオーラ、もとい念が見える
気がするよ……………。
「何でそんなに怒ってるのかは
知らないけど、もう許してあげたら?
こんなに謝ってるんだし」
レオリオが私のことを、
神か天使でも拝むかのように
指を組んで見上げる。
事情は知らないけど、
レオリオの自業自得な気がするのは
気のせいではないだろう。
「怒ってるわけじゃないんだけど…」
いや、それ嘘だよね?
「君が言うなら仕方ないか」
「?」
わ、私?? …まあ追及したって
簡単には教えてくれないだろうし、
深く考えても分からないだろうから
いいや、と思考を放棄する。
ていうかそれより、
「何で二人ともここに居るの??」
その10 終わり