人はなぜ…

酔っ払うとカツ丼をもとめるのだろう…


先日のこと


お店の早番を上がり
馴染みのお店で晩酌
、一杯目はハイボールで渇いたのどを潤し
塩からやら冷や奴なんかをつつきつつ
日々の疲れやしがらみから自分を労う

「自分、お疲れさま」

の時間の始まりですよ
まぁね、あれですよ
（どれやねん）
一杯で終わるはずなく３・４・５と
気づけば今宵もいい調子ってなもんです

でね

呑むとね～、やっぱり小腹がすくワケですよっ

これは〆には蕎麦だろうと
蕎麦に違いない
蕎麦で左様相違ない

確信を持って向かったのは江戸ではお馴染み「富士○ば」


食券機の前では普段の三倍の判断力が要求されるのは「富〇そば」フリークの皆様ならお分かりいただけると思うのですよ


食券機を前にして
「躊躇」
というのはいわゆる一つの敗北

温かいのか？
冷やしか？
ザルか？

トッピングはかき揚げでいいのか？
紅しょうが天の方が消化に優しくないか？
贅沢して更にちくわも…

そんなん考えてるうちに後ろに誰か並んだとしましょうぞ

背後をとられたということはヤツに心理戦の八割をとられたことになる

図らずも

振り返ることが出来ない自分は顔も知らない輩に


優柔不断
どんくさい

数々の
レッテルを貼られるのは御免である


何を押す？
何のボタンを

鴨せいろ…
いや、違う
そんなに背伸びしちゃいかん


冷やしタヌキ…
いや、無難だな

ワカメそばにほうれん草のおひたしとか明らかに守りに見られるに違いない

ここは攻めの姿勢を！



店内には機関的なオーダーの声

「カツドン セット デス」

更に「漢」（オトコ）の証として、セットのそばにはかき揚げをトッピング

攻めきった…

オーダーの上がりを待ちながらカウンターへ

視界に飛び込んできたのは


カツ丼のカツだけ食べて爆睡するサラリーマン

その横には

カツ丼セットに手をつけず爆睡する若いお兄さん
と、
カツ丼を枕にしてすこやかな寝顔を見せるお父さん


奇しくもカツ丼繋がりのシュールな世界
が(笑)

みなさん、疲れていらっしゃる
(^_^;)


とはいえ

その仲間入りするワケにはいかないのですよ

あらためて、明け方４時に気合いを入れ直し
カツ丼セットと向き合う

「オレならできる」

心でつぶやき箸をすすめる
食べ始めは順調ながら中盤に差し掛かると温かいソバつゆが若干くるしい


ミニセットにするべきだったのか


浮かび上がる弱音を抑える
ここが正念場だ
ほどよくかき揚げ（紅しょうが）の溶けたつゆを一気に飲み干し
付け合わせの沢庵を片づけて一気に完食

食器を返却しながらカウンターに向かって爽やかに

「ごちそうさま！」



なにかを成し遂げたきがした…
（メシ喰っただけだってば）


翌朝、というか昼前
目が覚めると恐ろしい胸焼け
orz


今日の教訓
紅しょうがだからかき揚げ乗っけていいって法則はねぇってば！

楽しかった～

今月半ばに葉山の海辺でバーベキューをやるんだけど、来る？

なんてお誘いをいただいて
二つ返事で参加してきましたよ(笑)


天気はやや薄曇り
だが、それがよい！

丁度良い気候で
汗だくになってビールで水分補給
なんてのより
まったり焼酎で味覚を堪能
（持ってきていただいた宮崎地鶏にお手製料理、地の海の幸が旨すぎッスよ！）

大人のバーベキューですな(￣∀￣)


この日ご一緒したのは
奄美の蔵元様繋がりのお馴染みさん
今回はじめましての方

あ、あと
ししょ～（同い年）
と奥様(笑)
バラエティーに富んでました(笑)


お酒が接点の繋がり
恥ずかしながら僕が最年長(笑)なのですが

周りのみんながあまりにカッコ良くて楽しかったです


「今日、一緒にいるヒトにどうやって楽しんでもらおう」

「物事積極的に楽しまなきゃ！」

こんな感覚のメンバーでした

それをナチュラルにできるって素敵やん



カウンターに立ったり
カウンターで偶然横に並んだり

普段
話をする機会の無い肩書きの方から面白いお話を聴けたりします


年齢なんて関係ない

自分に無い想像力のあるヒトに逢える
実はお酒の意味はそこにあると思ってるのですが・・・・


実感できる
宇宙な一日でした

まえおき

なにから書いたもんかと迷ってたんすよね～


まぁ
ベースとしてなんす

僕は肩書きはバーテンダーですが
焼酎、日本酒、日本のワイン
もちろんジャパンウィスキーも大好きです


何より


「人に寄り添うモノ」


そんな意味のお酒が大好きで
そんなお酒の力を信じてます

これから
お酒に纏わるコト
お酒を介してのヒトのこと
まったく関係ないこと(笑)

いろいろ書いてきますので

よろ