あるオーストラリアの駅にて。
友人宅へ遊びに行った帰り。
ホームで電車を持っている間に友達から電話がかかってきたので談笑していると、ある男性が眼の前を通り過ぎて行きました。
私は笑いながら電話をしていて、偶然その男性と目が合いました。
電車が来たので有人車両を確認し乗り込みました。駅から電車が出発し何気なく顔を上げると自分の反対側に先ほどホームで目が合った男性が居ました。
(あっ…。さっきの人だ。)
私は何となく違う席へ行った方がいいと思い移動しました。
(たまたま、だろうけど…。何となくね。自意識過剰で結構。自分の身が大事だからね。)
チラッと周りを見ると、
(……居る……。何なん??)
その男性も私が移動した後に同じ車両へ来たのです。
(これは…。ちょっと嫌な感じだな。)
先ほどホームで話していた友達に電話をし、事情を説明。アドバイスは、
女性がいる車両まで移動した方がよい、後ろを振り返るな。
ハイ、やってみます。
女性の乗客を求めて車両をどんどん進んて行きました。例の男性が付いてきているのか気になりましたが振り返る方が恐ろしくて出来ませんでした。
やっと女性の乗客を発見し、近くの席に座りました。彼女達は大学生のようで課題について話しているようでしたが、私の様子がおかしいと感じ彼女達から話しかけてくれました。
「貴方顔が真っ青だけど大丈夫??」
「乗ったホームから、ある男性が付いてきてて怖かったから。」
と言って更にホームでの話をしようとした瞬間、例の男性が同じ車両へ移動してきた。
私は自分の鼓動が早くなるのを感じながら小声で、その話を学生達にしました。
すると、学生の1人が、
「アンタ何勘違いしてんの、目があっただけで彼女を付きまとうの止めなさいよ!Gross!」
とその男性へ言い放った。彼は足早に別の車両へ去って行きました。
「どこまで乗るの?Central?降りるまで私等と一緒に居ればいいからね。勘違い野郎はゴロゴロ居るからね。」
それからは女性が乗っていて、有人パトロールしてくれる車両に乗ろうと決めた私でした。