先日、片付けをしていたら、
小さなウィンドチャームが出てきました。
ステンドグラスのイルカがあしらわれていて
少し揺れると、中央のガラスのパーツと
それを囲むように吊られた6本の銀色の細い棒が接触して
きらめく澄んだ音が響きます。
ウィンドチャームというものには
ちょっとした思い出があります。
随分昔、とある国の片田舎に住んでいた頃、
当時とてもお世話になっていた友人の誕生日に
小さな雑貨屋さんで見つけたウィンドチャームを贈りました。
大きくて、長さは50cm以上あったと思います。
周りも棒ではなくて、金属の筒でした。
友人は高校で音楽(と日本語)を教えていて、
家に遊びに行くと、よくピアノを弾きながら歌ってくれました。
きっと、このきれいな音は気に入ってもらえる、
広い友人夫妻の家にも似合いそう、と思って決めました。
誕生日にはとても喜んでもらえました。
翌日、友人が大笑いしながら、報告してくれました。
実際に部屋の中に吊ってみると、
音はとてもキレイなんだけど、かなりの爆音だと。
昼間、お店では周りの雑音があったからでしょうか、
音が大きいとは全く感じませんでした。
ごめんね、と恐縮している私に、「大丈夫、
玄関の外に飾った!」と。
今も風の吹く日には、おおらかな友人夫妻の庭で
すてきな爆音を奏でていることでしょう。
さて、我が家のイルカですが、
こちらも、小さいのにかなり通る音なので
(この小ささでこの音なら、確かに、大きい方は爆音です。)
集合住宅では風鈴のようには吊れません。
そこで、エプロンをかけているフックの側に吊りました。
エプロンをとったり、かけたりするときに、
少し揺れて、リリリ~ンと微かに鳴る仕様です。
小さく鳴り響くその短い時間に
調律とでもいいましょうか
心の中で何かが整う気がします。
そんな一時も大切にしながら
暮らしていければなぁと思います。
Foo
)))