2024年11月 フォンターナ勉強会
2024年11月6日(水)9:30〜12:00
出席者5名と先生
『雪女』
魔界の者と人間世界の者の平和は続くものではないことが伝わる話。
「何が起こるの?」の緊張を持たせる。
語り手も想像し、聞き手に想像させる。
場面が変わる所の間が大事。
『しおちゃんとこしょうちゃん』
場面情景がきちんと伝われば聞き手が共感し、緊張が高まる話。
青い光2つが近づいてくるところと、降りられなくなる所がクライマックス。
『世界でいちばんやかましい音』
愛憎版では1ページ真っ白の空白で無音を表現している。
緊張の極みに達した瞬間は技量によって変わる。
前半のやかましい声、音をイメージして伝えると後半が生きる。
『大工と鬼六』
こぐま社の『子どもに語る日本の昔話』のものを語った。目玉を寄越せと鬼六に迫られた大工が、考えさせてくれと山を歩きまわっている時にこどもの歌を聞く。その後、鬼六から再度目玉を寄越せと迫られ断ると、なら俺の名前を当ててみろと言われて、すぐに聞いた歌に入っていた名前を思い付くが、無理がある。
絵本だと、最初から目玉がいやなら名前を当てろと言われ、山を歩きまわり、子どもの歌を聞き、鬼六という名前を聞いてはっとする。
名前当てゲームの余裕もできる。
台本選びの大事さを再確認しました。
大工と鬼六については、他の出典本があります。
『日本の昔話 ② したきりすずめ』福音館書店
おざわとしお再話、です。
皆さん1度比べて見て下さい。
先生のお話は
まどみちおさんの『かき』の詩に始まり、リズムがあって心地よく秋を感じさせてくれました。
三重県お話交流会は
来年度、当番に当たっています。
🔵次回の勉強会
12月11日(水) 午前9時30分から12時
飛び込み参加、見学、いつでも大歓迎です(^^)
詳しくは、あさひライブラリーまでご連絡ください。 TEL:059-377-6111
✴️次のおはなし会 (3話)
11月17日(日) 午前11時から11時30分
あさひライブラリー2階 視聴覚室
お待ちしています(^^)/
お問い合わせ先:
あさひライブラリー(電話:059-377-6111)