古印体…
それは、古(いにしえ)の時代に寺社で印鑑に使われていた日本の書体

線の強弱や途切れなどが特徴です

この書体、現代の印鑑でも使われていますが、
古印体を見て思い出すのが、
おどろおどろしいマンガやアニメのタイトル

そんな印象は、世代によって違うのかもしれません

が!
パソコンが普及して、色々な印刷物を一般家庭でも作れるようになり、
書体がヘンな使われ方をしている!!!
特に古印体…

このままでは、古印体の持つ良さが失われてしまう…
と立ち上がり、「古印体ハンター」を結成しました。
(現在メンバー1人)


待望の第一段は「学童保育のキャンプ案内」



他の文章は、ゴシック体が使われているにもかかわらず、場所を示す言葉だけ「古印体」

古印体が使われることにより
場所のイメージが大きく変わります

「日高」も「(わかやま)」も
なんなら「in」も何も悪くないないのに
印象が変わってしまう恐ろしさ

昔は読んだマンガに古印体が使われている事を脳が記憶していて、古印体を見ると無意識に記憶を重ねる可能性もある


印刷物をつくる時の書体選びって、実は難しいのです


Wardで作る場合、フォントファミリー(同じ書体で太さ細い・普通・太い・極太があるなど)で、強弱をつけることは難しいですが、

「書体を変えて目立たせる」より
文字の太さの強弱、文字の大きさの強弱
で目立たせてあげた方が、
プリントを受け取った人は分かりやすく、読みやすいと思います。