寺嫁♡優子です。
レッスン会場は、お寺の中にあります。
いつもとは違う空間で、ピアノの上達と、心を育てるお手伝いをしています。
今日は、わたしのちょっと言いたくなかったことを告白します
人間って、出来るなら、自分の出来ない姿って見せたくないですよね。
でも、これを言うことは、生徒さん、そして、特に、お子さんの伸びどまりに悩んでいる保護者の方にとって有益なのでは、と思い、ここに告白させていただきます
恥ずかしいわ～～～～～～
でも、きっとお役に立ちます
【告白】
わたしはピアノ以外に何かと習い事をしています。
これは、趣味、というより、必要だから、なものが多いです。
唯一、自分が好きで習っているのは、バイオリンでしょうか。
そのどれもが、いわゆる「生徒」としてのレベルです。
間違っても、教えるレベルには程遠いです。
お恥ずかしい話ですが、今回は、わたしのバイオリンを例に出したいと思います
実は、わたし、バイオリン歴はそれなりにあります。
初めて習ったのが、高校生のとき。
音楽高校の副科として、バイオリンを取りました。
本科のピアノと同じように、週一回のレッスンがありました。
時間は30分で、少々短め。
でも、そこから、三年間、学校以外でも先生に個人的について、レッスンしました。
お金もみっちり支払った。
時間もみっちりかけた。
楽器も買って、さらにお金をかけた。
その後も、何年もやったのですよ、バイオリン。
鈴木のメソッドだって、9巻までやったのですよ。
発表会では、ブラームスのソナタまで弾いたのですよ。
（ピアノで言えば、ベートーベンの中期以降のソナタを弾いたイメージ）
な～～～～～～の～～～～～～～～に～～～～～～。
今、なんと、鈴木の一巻からやり直してるのですよ。
一巻ですよ。
一巻、みなさま、ご存じですか。
きらきら星ですよ
何年もやって、お金もかけて。
なのに、きらきら星ですら、まともに弾けないのですよ。
なぜか。
バイオリンの基礎を、教えてもらわなかったから。
ピアノと同じ西洋音楽。
楽譜だって、同じように書かれています。
なんなら、申し訳ないけれど、バイオリンの楽譜の方が簡単です。
ピアノなどの楽器経験者なら、簡単に読めてしまいます。
音だって、ある程度簡単にとれます。
でもね。
バイオリンの音の出し方って、ちゃんとあるのです。
それすら、知らなくて、何年もバイオリンを弾いてきたわたし。
曲は進みましたよ。
何年もやってますからね。
楽譜を読むのもお手の物ですしね。
でもね。
どれもこれも、まともに弾けないわけですよ。
だって、バイオリンの基本、知らないんですもの。
現に弓を引っかけるとか。
綺麗に音が出せるボーイングとか。
左手の形も。
弓の持ち方も。
もう何もかも、「なんちゃって」で始めてしまったから。
でも、バイオリン好きなんで。
上手く弾きたいんです。
きれいな音で弾きたいのです。
じゃあ、どうするのか
基本も基本、曲どころじゃない、それこそ、弓の持ち方、構え方、立ち方から学び直さなければいけないわけですよ。
で、きらきら星ですよ
9か月、きらきら星やってますよ。
基礎って、そういうものなんです。
基礎をいい加減にやると、いつかこういうことが起こるのです。
わたしの場合、始めたのが、音楽高校の副科というのが災いしたのでしょう。
本科のピアノで進むわけですし。
本科でバイオリンやってる生徒がいるわけですから、先生だって、まともに教えることはしないでしょう。
わたし自身も、楽譜の音程だけで言えば、あっというまに弾けるようになっていきます。
だから、先生も、「まあ、副科だから」でどんどん進んでいく……。
でも、バイオリンを弾く、という観点からは、何もできていなかったのです。
ただ、
「バイオリンで、音程を出していただけ」
いつまで経っても、まともにバイオリンを弾けない。
ここまで来ると、もうやめてもいい気もします。
でもやめたくなかった。
じゃあどうするか。
もう、基礎の基礎から、こんこんとやるしかない。
きらきら星です。
立ち方です。
そんなんです。
1音弾いてもダメ出しです。
まだまだきらきら星です。
でも、そのきらきら星でさえ、毎回、発見があるのです。
そして、上手くなっていくのです。
正直言いますとね。
わたし、この9か月レッスンで泣きそうになったこと、何回もあります。
（やり直しを決心して、バイオリンを再開したのは、2020年の6月です）
だって、わからないんですもの。
何がいけないのか。
何が違うのか。
そうなんです。
初心者レベルは、何が悪いのか、わからないのです。
だからね。
先生の言ってることがわからない。
自分の演奏にダメだしされても、わからない……。
そんな方は、まだまだ初級者なのです。
ここで大切なのは、なにか。
次回にお話ししたいと思います
立てないのに、歩けないのにゃ。
歩けないのに、走れないのにゃ。
そんなん、当たり前にゃ。
日常の動きから音楽へ～
♪ナチュラルメソッド（日常の体の動きを使って弾くピアノ奏法）採用のピアノ教室です。
♪幼稚園児さん～大人のかたまで 、あなただけのオンリーワンのレッスンを行います。
♪ピアノの先生や演奏者の方々も、指導法や一つ上の「思いを自在に伝える演奏法」を目指して、来られています。
・
講師紹介はこちら ・
レッスンメニューの詳細はこちら ・
レッスン時間はこちら・
レッスン会場はこちら ・
お問合せ・お申し込みはこちら