卒業式で、音に感動したお話。 | 愛知県一宮市 ピアノ教室ff(フォルテッシモ)

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夢はピアニスト。日本には、もう住まない!
そう思っていた私の、運命の嫁ぎ先は、お寺でした。

藤原式ナチュラルメソッドで、
楽に表情豊かに音楽を奏でるレッスンをお届けします。

お寺といういつもと違う空間で、
音楽を楽しみ、心をまあるくしてみませんか。

長男が高校を卒業しました。
 
 
 
なんだか、感慨深いです。
 
色々あったような、なかったような。
悩まされたような、悩まなかったような。
 
過ぎてしまうと、この18年間、全てが楽しかったような気がします照れ
 
卒業式は淡々としていて、かなりあっさりの進行でした。
まあ、泣くこともないわね。
そんな感じでした。

ただ、感動したことがありまして。
それは、在校生全ての、動きの美しさでした。

わたし自身は、名古屋の高校で、かなり自由な校風でした。
卒業式も、なんだか自由な雰囲気で、ざわざわと終わってしまった記憶しかありません。

だから、そういう卒業式を想像していたのですね。

ところがどっこい。
長男の高校では、全員が一斉に立ち、角度をそろえたお辞儀をし、一斉に着席。
立つ瞬間に、ざっっっ、っと、きれいな音がするのです。

……高校で、こういう音が聞けるとは思っていなかった、わたし。
とても美しい音でした。
 
 
合唱が始まったら、これが感動もので。

ありきたりの「仰げば尊し」と校歌なのですが。
へええええええええええ~~~~~~~おぉ!
ほとんど練習していない、と長男は言っていたのに、きれいにハモッています。

校歌も、正直、かっこいいと思ったことのなかったのですが、
「実はかなりいい曲かも……」
と、感動してしまいました笑


生徒たちが一斉に立ち上がる、音。
思いがけず、美しく分厚いハーモニー。

それを聞いて、ああ、いい高校に通えたな、と思ったのでした。


わたしの母校の自由な卒業式も、あれはあれで良かったと思うのですが。
実は、ほとんど記憶に残っていない……苦笑sei



いい高校だったね。

次男も、この高校に通ってくれると良かったのにな~~~~~。
次男は、別の高校を希望しているので、長男の通った高校に行くことももうありません。


もう行けないと思うと、母はちょっとさびしいです泣
掃除が行き届いていて、気持ちの良い高校でした。



さあ。
つぎは、次男の卒業式です。

中学の卒業式は、これまた合唱で泣けるのですよねドキドキ

小さい時から知っている子たちがたくさんだから、それだけでも泣けてしまうえ゛!

そこに、変声期を越えた男の子たちの声での合唱。
これが泣ける、泣ける笑い泣き

混声合唱って、本当に好きハート

大人の出来上がった声にはない魅力が、また良いきゃあハート

中学生の混声。
高校生の混声。

そのときにしかもう廻り会えない、その一瞬の歌声。


音の記憶。
音の感動は、ずっと忘れないな。

素敵な卒業式に立ち会わせてくれて、ありがとう。

卒業する全てのきみたちに。
ありがとう。
そして、未来に幸あれクラッカー