わたしは、みなさんの大事な時間をいただいているな。
と、ふと思ったのです。
先生という仕事をしています。
自宅でピアノ教室をしています。
大学でも、20年、教えさせていただいています。
そうすると、週に一度、生徒さんとお会いします。
週に一度、何十分かを、いっしょに過ごすわけです。
その何十分かに対して、わたしはお金をいただいています。
その時間は、生徒さんにとっても、わたしにとっても、
一生に一度の、もう二度とない、かけがえのないひとときなのだ。
と、思うのです。
だから、わたしは、その一回一回のレッスンを新鮮な気持ちで、
大事に大事にしていきたいと思います。
そういう心がなくなったら。
心の中に、燃え続ける火がなくなってしまったら。
そのときは、先生をやめようと思います。
ありがたいことに。
わたしの心には、まだまだ、花火のように、火が燃えています
音楽に対しての。
生徒さんに対しての。
成長に対しての。
育てることについての。
そんな火が、いつもいつもきちんと火花を散らしている。
え~~~~~、線香花火って、すぐ終わっちゃうじゃん
なんて言わないでください
大丈夫。
わたしの心には、何十億もの線香花火がストックされています