ゴールデンウィークで、わさわさと子供たちがいました。
わさわさといると、わさわさと、物が溢れかえっております。
そんな次男の部屋で。
久しぶりに、暗殺教室の本が、溢れておりました。
ふと、目に留まった、10巻を、何気なく読んでいました。
「殺せんせー弟」のイトナ君のお話です。
こんな言葉がありました。
父親の経営するラーメン店。
息子は、まずくて、昔仕様なことは分かっているのに、
頑固な父親は、それを変えようとしない……。
そんな生徒に、殺せんせーが勧めたのは、経営の勉強。
「今はマズいラーメンでいい。
いつか店を継ぐときがあったら、新しい味と経営手腕で、
繁盛させてやりましょう」
そのときには、もう、ラーメン店は潰れてしまっていて、
継ぐべきお店はないのかもしれないけれど……。
「正しい」ことは、ある。
「やるべきこと」も、わかっている。
でも、どうしてもこうしても、「今は時期ではない」ときも、ある。
うん。
いつかは来るかもしれないし、
ひょっとしたら、来ないのかもしれない。
でも、いつかを見据えながら、
その上で、今の自分を精一杯楽しんでいこうと思う。
少し前の三日月。
わたしは、こんな三日月が大好きです