とは限りません。
例えば、この帯。
伯母から譲り受けた、夏用の絽の帯です。
(今年は一回しか締めなかったわ)
芯が入っていません。
てろんてろんでございます。
よって、お太鼓のフォルムもくたっとします。
胴に巻いている部分も、帯板という下地になるものを使わないと、皺しわです。
なぜか。
以下、昭和一桁生まれの伯母と、わたしの会話
おばちゃ~~~~ん。
あの百合の帯、芯がはいっとらせん~~~。
(おばちゃん。
あの百合の帯、芯が入ってない。)
どの帯~~。
(どの帯?)
あれ。
黒いやつ。
(あれ。
黒いの。)
夏の袋帯でしょ~~。
あっついのに袋(二重太鼓)締めないかんのに、芯なんて入っとったら、わやだがね。
夏の帯なんか、芯一枚でも軽くして涼しくしたいがね。
(夏の帯ね。
暑いのに、二重太鼓用の袋帯だから、芯なんて入れたら大変よ。
夏の帯なんて、芯一枚でも軽くて涼しくしたいでしょ。)
くたっとするが~~。
(形がくずれるの。)
くたっとして何が悪いの
今どきのかっくかっくのお太鼓なんて、座布団背負っとるみたいで、わたしは好かんがね。
色気があれせん。
(かたちが崩れて何が悪いの?
今はやりの四角いお太鼓なんて、座布団背負っているみたいで、わたしはキライ。
色気が感じられません。)
……だそうでございます
確かに、帯芯が入っていない分、軽いし。
絽目の隙間が芯でふさがれない分、蒸れない気は、する……
着付けレッスンでは、そんなお話もいたしませう
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