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淡水魚好きにはたまらない！琵琶湖博物館。日本で唯一人の住む淡水湖の島、沖島。 琵琶湖中、沖島をめぐる。日本で、淡水湖に浮かぶ島で唯一人の住む島、沖島。
世界的にも珍しい島を巡るクルージングの様子、その３です。
藤原鎌足の子、藤原不比等により建立された、瀛津島（おきつしま）神社を後にして……。
神社のある高台を下り、海に出ます。
あいにくの曇り空でしたが、晴れていたら、夕日がきれいだろうなあ。
神社の次は、お寺へ。
この島は、全戸が浄土真宗の御門徒さまだそうです。
我が家とは違う、本願寺派（お西さま）ですが、なんだか、勝手に親近感
西福寺さま。
寺宝として蓮如上人直筆の“虎斑の名号”と“正信偈”が残されていらっしゃるそうです。
このツアーでは拝見できませんでしたが、お願いすれば、見せていただけるそうです。
島内には、もう一か寺、ございます。
西福寺の前の路地の向こうには、海。
島内には、２台しか車がなく、車のエンジン音が、響くことはありません。
車やバイクの爆音が苦手なわたしには、理想の空間
ああ。
イタリアのベネツイアみたいだわ……。
うっすらと、鈍い黄金色に光り始めた海をながめ、一人で眺めた、ベネツイアの街を思い出す。
まばゆいばかりに光り輝く、サンマルコ寺院。
空に突き抜ける、鐘楼。
立ち並ぶ街は違っても、夕暮れの海は、同じように美しくて……。
ちょっぴり切ない。
