最近、またピアノ教室での検索があるので。
ピアノ教室も楽しくやってますよ、のご案内もかねて、夏に弾きたくなる曲のご紹介です。
(ピアノ教室だと、短時間ですっごく集中してるので、写真も撮れないんです……
着付け教室だと、意外と緩みの時間もあって、撮りやすいのですが。)
夏の一押しの曲は、こちら。
三つのプレリュード ガーシュイン作曲。
で、ございます。
ガーシュインと言いますと、
ラプソディーインブルー
サマータイム(オペラ「ポギーとベス」より)
がとっても人気で、私も好きなのですが。
ピアノ弾きとしてお勧めするのは、この三つの前奏曲です。
ニューヨークの朝の活気を表すように、スピーディーかつ軽やかで楽しげな、1番。
大都会の真夏のコンクリートの照り返しを思わせるような、物憂げな2番。
眠らない大都会の夜の喧騒をぶちこんだような、第3番。
第1番を、今年の発表会で生徒が弾いてくれます。
まだまだ、圧倒するようなテンポで弾ききることは出来ないと思いますが、そこは、少年のフレッシュさ全開で、楽しく、浮き立つように弾いて欲しい。
夏を思わせる曲なのに、この3曲を弾くと、
ああ、夏が終わるな。
と妙なやり切り感の出る、シリーズです
今回の演奏は、ツイメルマンで。
とにかくピアノが上手いので、茶目っ気と大人のムードの切変わりが絶妙です。
どうやら、演奏会のアンコールで弾いたようで、その消えない高揚感と解放感がこれまたいい感じに、ガーシュインに華を添えています。
一曲づつ立ち上がっていますが、結局3曲弾いてくれています。
ぜひ、3曲どうぞ。
10分もかかりませんので。
これから仕事で、10分もないわ!というかたは、第一曲を。
一日の始まりが、俄然たのしくなる曲ですよ