「美しさ」を追求する全ての人へ。 | 愛知県一宮市 ピアノ教室ff(フォルテッシモ)

愛知県一宮市 ピアノ教室ff(フォルテッシモ)

夢はピアニスト。日本には、もう住まない!
そう思っていた私の、運命の嫁ぎ先は、お寺でした。

藤原式ナチュラルメソッドで、
楽に表情豊かに音楽を奏でるレッスンをお届けします。

お寺といういつもと違う空間で、
音楽を楽しみ、心をまあるくしてみませんか。

持っている本が、膨大になっているにも関わらず、まだまだ増殖し続けている、
愛知県のお寺で着付け&ピアノ講師をする、ママリーヌ空ですニコニコ




本日は、音楽に特化したタイトルながら、「美しさ」を追求する人、すべてに通じる言葉を語った本をご紹介。


世界屈指のオーケストラ、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(通称ウィーンフィル)に関する、著作でも有名な、音楽プロデューサー、中野 雄氏の対談集。


音楽に生きる   求龍堂



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それぞれ、第一線で活躍された音楽家との対談には、深くうなずくものがありますが、
今日ご紹介するのは、バイオリストの天野敦子さんとの対談の中に書かれた一節です。



ウィーンフィルの首席フルートのポストにいた、ウェルナー・トリップさんが、日本のある音大に公開レッスンに来たときのこと。
こんな質問があったそうです。


「どうしてトリップさんはこんな美しい音が出せるのですか」


その答え。

「美しい音が私の頭の中にある。
 それを出そうと思って努力をしていれば、必ず出るようになります」





大切なのは、美しい音、が、すでに彼の中にあることポイント。




美しい、と思う音が。
色彩が。
形があれば。

あとは再現していくだけ。



美しい、と思うにははてなマーク



沢山見ること。
聞くこと。



できれば。
本物を早い段階で見たり聞いたりすること。
(高いもの、とか、有名とか……そういうことじゃないよ)