前の記事から1週間経ってしまったこのシリーズ。
記憶を掘り起こし、第4段です。
癌だったにしても、なかったにしても、私は子供と海外に行くことにしていました
今行かなかったら、遅かれ少なかれ、私はストレスで死んでしまう。
ほんの少しでいいから、この場から、この関係から離れなければ!
ありがたいことに、癌ではなく、良性の腫瘍。
経過を見ることになりました。
一応は健康体
ある団体のホームステイのプログラムに申し込みました。
行先は、フランス
申し込んでから、主人に話したのは、もう後には引けない状態の覚悟を見せるためでした。
主人は、ドン引きしたものの、意外と冷静でした。
そのころの私の様子に、何かを感じていたのかもしれませんね。
おかげで、主人の両親にも、必要以上のプレッシャーを感じずに、話すことができました。
いろいろ、言われましたよ。
ええ、そりゃあ、もう、色々。
最初はいいよ、と言っておきながら、ひたすらじわじわと。
ちくちくと。
この手が、私は一番好きじゃない。
なので、とにかく気づかないふり。
ところがところが。
あと、半年で出発、というときに。
今度は、急に結婚の決まった妹が、その旅行のまさにその時期に結婚式をやるとか、やらないとか……。
いいけど、私と子供たちはフランス行きますから!!
完全なる、出席拒否をさせていただきました。
だって。
こっちは、もう一年以上前から、決めてるんですからね。
おまけに、ちゃんと、そこはいないって、言ってありましたよね
お寺も忙しい時期だったので、お寺の両親とめでたく利害一致
で。
別の日にしてました。
(そんなん、譲れん)
いない間の、息子が可哀想、と言われれば、
「おかあさんがいるから安心です」と、もちあげ。
フランス語のしゃべれない孫たちが、そんなところに行ったら、可哀想、と言われれば、
「私が通訳しときますんで」と、言い。
学校を休むなんて、と言われれば、
「休めるのは、小学生のうちだけですものね」と、かわし……。
無事に帰ってこれればいいけれど、と嘆かれれば、
「大事な跡取りですからね。大丈夫ですよ」と、変な慰め方をし……。
そんなこんなでぐったりしているところに、
子供会の会長になってまった……
うちの子が在籍する子供会は、100人を超える大所帯。
毎年行事も多いのです
新年度が始まる前から、引き継ぎだの、会議だの、書類だの、
新年度早々の町内会の行事だの……。
気が付くと、背中に激痛が。
痛みはひどくなり、とうとう、夜中は七転八倒、痛みで眠れないほどに
急性頸椎椎間板ヘルニア。
かな~~~~~り、ひどいですよ。
そう診断されたのは、フランスへの出発、2週間前のことでした。
フランス。
なんて、遠いんだ……。
いや。
遠くなんかない
だって。
目の前じゃないか