桜が咲き始まった季節・・・。
私はこの時期になると思い出す。あの方との日々を。
一生忘れられない・・・恋をしたことを・・・。
これから物語を伝える前に自己紹介をしますね。
私は、木元紗子。26歳。茨城県水戸市に住んでます。結婚して7年で子供が男の子二人います。
結婚して7年もしたら・・・夫婦も冷めきってきたのか会話もない。
育児して家事して・・・まあそんな毎日。
今日は長男の小学校の入学式だった。
疲れていたが、主人のお義母さん達に報告しに行くことに。
住まいは同じ水戸にあるが・・・山奥にある。
敷地も大きくて敷地には山もある。
庭のはじには大きな桜の木があって、江戸の初期に植えられたみたい。
実家に着いた私たちは、まず同じ敷地内にある主人の祖母に挨拶することに。
おばあちゃんには、家政婦さんが二人いておばあちゃんと一緒に住んでる。
ガラガラ
主人「達也です。帰ってきたので挨拶しにきました。」
すると奥から現れたのは家政婦さんの広瀬さん。
広瀬「おかえりなさいませ。達也さんに紗子さんにぼちゃまたち。どうぞお入りください。」
紗子・子供達「お邪魔します」
通されたのは客間で、各座布団に座ってると広瀬さんがお茶を持ってきた所におばあちゃんが来た。
ガラガラ・・・
第二話に続く