中山温泉では、偶数月に手作り感満載のライブが企画開催されています。ご縁あり、音響担当を仰せつかっていますが、本当にありがたきしあわせですぞ。

 本日は大山夏山開きと重なってしまい、主催の方もお客さまの入りを心配されていましたが、超満員でございました。よかったよかった。


 

 本日のゲストは、ギター弾き語リ、ピアノ弾き語り、5人編成のバンドです。それも初対面。限られたチャンネル数をどのように振り分けるか?かなりPA泣かせです。リハーサル時に細かい打ち合わせをしていきます。

 今回の工夫点は、アコースティックピアノのマイクどり。チャンネルを有効に活用するため、ミキサーの11と12チャンネルのピンジャックLRをキャノンLRに変換して、2本のマイクで拾ってみました。



ゲインを高めで調整しましたが、おぉ〜広がりのあるいい音になりましたよぉ〜。

3組目のバンドについては、各パートの音量バランスがかなり難しいのですが、ドラムとギターアンプをマイクで拾ってバランス調整し、ベースの方にはベースアンプのヘッドからそのままラインで送ってもらい卓側で音量調整させて頂きました。

 調整段階で、ドラムの生音がデカすぎた感じだったのでバスドラをミュートしたり細めのスティックに変更していただくことで、ようやくベースなど他の楽器との音量バランスが良くなりました。

 こんな感じで、あぁでもないこぅでもないと試行錯誤を重ねながらPAをさせて頂いていますが、おかげさまで毎回音についてさまざまな発見があり、それが次回に生かされているなぁと感じています。

 「気持ち良く演奏ができました。」と笑顔で返して下さると励みにもなりますしね。一期一会、今日の出会いに感謝です。