2018年 年明けから悪化したゆずきちのアトピー。
発生個所は、目の周り・ひじ・ひざ裏・首と限定的だったものの、
一時期は、掻き過ぎて血だらけのジュクジュク膿まで発生していたゆずきち。
リンデロン(ステロイド)を数日塗っておさまり、また1週間くらいで再発の繰り返しでした。
これではいかん!と一念発起した7月。
あれから半年経ちました。
今ではたまにひざ裏を掻くくらいで、我慢できない痒みはほぼ無し。
(食事や体調によってはたまに痒みはありますが)
短期間でものすごい改善したと思います。
子供は代謝が速く、変化が見えるのも早いそう。
何とかしないと!と、
アトピー療法を実践している医師や団体の本を読んだり、
代替療法・医師の開催するアトピーセミナーに参加。
得た知識から、私が選んだ方法は、
生活から不要なもの・原因となるものを引き算していくやり方でした。
足し算から引き算へ。
洗浄、栄養、保湿を「やめる」ことにしました。
具体的には以下を行いました。
① 植物油を与えない(調理油・素材に植物油とあるもの全て。バターはたまに使用)
② メインは魚や納豆、卵は週に1個、肉は週に1回程度
③ 1日1食は米の代替としてパン・芋・かぼちゃ。野菜を多めに
④ 乳製品を避ける(チーズはたまに)
⑤ なるべく歩く、運動量を増やす
⑥ 保湿をしない(冬場かさかさしているところには使用します)
⑦ お風呂で石鹸を使用せず、お湯で洗浄
⑧ 布団の清掃をまめに
⑨ 還元水(アルカリ性の水)をやめる
アトピーは体内でエネルギーとして燃焼しきれなかったたんぱく質が、
皮膚で燃えるという考え方から、①~④で摂取過多なたんぱく質量を調整。
1日20~25グラムになるよう、量も考えました。
これを最初の2カ月徹底。
⑤はエネルギー消費させる為。
⑥~⑦は、皮膚本来のバリア力・保湿機能を奪わないため。
⑧は、ダニアレルギー対処の為。
⑨は黄色ブドウ球菌の好む、アルカリ性に身体が傾くのを断つ為。
(アトピー疾患をもつ人の皮膚の細菌叢はバランスが崩れおり、
黄色ブドウ球菌だけが異常に増えているんです。)
還元水を断つべきという提案は意外でした。
体に良いと思って飲んでいましたが、
むしろ、黄色ブドウ球菌に餌を与えているようなものだとの意見。
1カ月で変化が見えるという提言を信じて、徹底してみました。
すると、始めてから1週間くらいで、強い痒みは収まり、
その後 膝、手、顔、首、お尻の順に強い痒みと炎症が再開。
これを吹き出し現象と呼ぶらしい。
都度、ステロイドを塗って、とにかく皮膚を掻かないようにしました。
面白いくらい規則的に、炎症が部位ごとに出ては収まりを繰り返し、
痒みも炎症もだんだん弱くなってきました。
2カ月過ぎる頃には、痒みの頻度も減り、皮膚も綺麗になってきました。
そのあたりから、食事制限も少し緩くして、
お肉の回数を増やしたり、バターを使ったりし始めました。(調理油は今でも使っていません)
季節や成長過程の影響かもしれないし、
この療法で改善する!とは言い切れません。
とはいえ、この療法を始めてから、彼女の皮膚疾患が改善したのは事実なので、
ゆずきちと私には合っていたのだと思います。
ざっと書いてみましたが、
もう少し詳しい内容だったり、
油を使わない調理方法や献立などもつづっていこうと思います。
皆さんが健康でありますように。