こんにちは!
本日もフォリパートナーのカウンセラーがお届けします!
昨日、IBJより「2024年上期IBJアワード」受賞の発表があり、弊社フォリパートナーも無事に受賞ができました!!
フォリパートナーはPremium部門にて表彰を頂きました。
Best Rookie部門:51社 / 1,403社
Premium部門:432社 / 2,914社
合計:483社 / 4,317社(受賞率11.2%)
さてさて、今日の本題です。
成婚率や成婚期間を気にする人は多いのではないのでしょうか!?
成婚率が高ければ、自分も成婚できる可能性が高くなる!
成婚期間が短ければ、自分も短期間で結婚できる!
と思いますよね!
わかります!
わかります!
私もそう思います!
ただ!!
成婚率や成婚期間の算出方法ですが、これは今に始まった事では無いのですが、交際率や成婚率が異常に高かったり、成婚までの期間が短い結婚相談所の広告やホームページは、内容をしっかり確認しましょう!
というお話です。
例えば、
1年以内の成婚率70%だとか、成婚までの期間が3か月間などなど。
目にすることがあるのではないでしょうか!?
これは、正式な計算式が決まってなく、正直なところは分子と分母の数を調子が良い期間や、分子の数値が大きくなる期間を当て込んでしまえば、数値として高くなります。
直近だと、結婚相談所市場では、年末は成婚が出やすい時期となります。
年末だけの期間を切り取ると当然成婚率は高めに出ます。
ちなみに数学的な観点から言いますと、期間としては1年間以上を算出期間とするのが数値としては信頼度があります。
また、最近多いのは、結婚相談所と並行してアプリ婚活や飲み会、友人知人の紹介で婚活し、自社の結婚相談所以外で結婚した場合も相談所に在籍している間に結婚したと言う事で、その数値も入れ込んでいるので結果的に高い数値となります。
法律で定められているのは、その計算式の計算方法と期間の明記が必要、という部分だけです。
なので、%や期間を出している結婚相談所の計算方法や期間を見てみると、
各社で計算方法や対象期間がバラバラです。
ただ、算出期間や計算方法が明示してないところもあり、こちらは論外だと思います。
勿論、早く結婚を決めたいと希望されるのは良いと思いますが、数値が高くなる期間だけ抜き取って公表し、お客様の期待を煽り、失望させる可能性がありますし、成婚率70%で、10人入会して1年以内に7人を成婚に何年間も継続的に導き続けることや入会者のほとんどを3か月間や6か月間で成婚に導き続けることは、成婚しやすい人だけ入会させない限り、実務的に言えばはっきり言って不可能に近いです。
成婚率を算出する計算式としては、主に下記の①~③のいずれかで表記しているところが多いですが、相談所により計算式はバラバラなので計算式の確認をされることをおススメ致します。
次の例で、それぞれどのような結果になるかご説明します。
【例】100人入会し、50人が退会。 50名の退会者の内25人がその相談所で知り合った方と成婚退会。 残り25人が成婚に至らず退会したが、そのうち5人がその相談所外で成婚しそうなお相手を見つけたため退会。
① 成婚退会者数÷入会者数
【結果】成婚退会者25名、入会者数が100名ですので、25÷100で成婚率25%となります。 ただし、入会したばかりの方・現在活動中の方も母数に含まれるため、活動の結果、成婚したのか?という効果測定が不十分という側面があります。
② 成婚退会者数÷全退会者数
【結果】成婚退会者25名、全退会者50名となるため、25÷50で成婚率50%となります。 その相談所から卒業される方の中で、何割が「その相談所で知り合った方と成婚されたか」が分かる数値です。 そのため、その相談所での活動の結果が測定されている数値といえます。 ただし、開業間もなく実績が十分でない相談所ですと、「まだ1人しか成婚退会が出ていないけれど、成婚に至らず退会した方も出ていない場合」は成婚率100%等、極端な数字が出る可能性があります。
③成婚退会者数にその相談所外での成婚者数もプラス÷全退会者数
※「その相談所外での成婚者数」とは、他の結婚相談所やパーティーなどの婚活で知り合った、又は友人知人の紹介などで知り合った方との成婚となります。
【結果】自社以外の成婚者もプラスした成婚者は「25名+5名」で30名となります。 全退会者は50名となりますので、30÷50で成婚率60%となります。 ただし、自社以外での成婚という場合は、相談所では本当に成婚したのか?までは確認できず、あくまで退会者の申告や推測の域をでません。
どの計算式も、一長一短があり間違いではありませんが、上記例のように、事実は同じでも計算式により成婚率25%~60%と大きく数値の開きが出ます。
あくまで結婚相談所の平均値としては、
①で20%~30%程度
②で30%~50%程度
③で50%~70%程度
となります。
聞き手側がどの数値を知りたく、それを理解してキチンとお伝えしているかどうかが重要です。
また、消費者庁の通達により、具体的な数値を明記する広告は、算出方法・算出期間の明記が義務つけられておりますので、 具体的な計算方法を明記している結婚相談所は安心できると思います。
数値を謳い文句にしている結婚相談所は、計算方法や対象期間などを確認してみましょう!!!