EC90AERO & CINELLI neo morphe
カーボンハンドルにラブになってしまったミーの手元にアブロードからどんどこアイテムがアライブしている。
EC90SLX3 で味をしめ、ハンドルによってその振動吸収性などに差があるか?等研究する為ではなく
違うのを買いたくなるのが自然の成り行き。
EC90AERO はSLX3と同じく SRAM、campagnolo、シマノのすべてのレバーに適合するカーブのまま、
上ハン部はエアロ形状とし、下ハン部分はアナトミカルな形状にしたもの。
Cinelli neo morphe ・・・・・ bio morpheの時代より名品の誉れ高い事人口に膾炙しておりまする。
こやつを試さぬままではカーボンハンドルを知ることにはならない気もいたします・・・・・
ritual deed
EC90AERO 224.5g
フムフム。
上ハン持つ時エアロ形状はとっても楽なんだけども、
EC90SLX3が僅か203㌘だったことを思うと、エアロ形状化で20㌘オンは結構な+。
イヤシカシ、わたくしのバヤイSLX3の上ハン部分にブチルゴムを巻いて太くしてるんで重量的には結局同じか?
ならば、AEROの方がスマートか?
Cinelli neo morphe 255.5g
ウンウン。
複雑な形状の為か?
ワイヤー用のトンネルとか付いてるからか?
EASTONに比べるとチト重い。
しかし、なめ回すように見れば見るほどに有り難みが増す形状。
そして・・・・
イタリアンらしく外見はとってもお綺麗にしていらっしゃるのだけれども、、、
パイプの中は 『内臓が見えてますよ』 的な世界がそこにはありました。
って、得体の知れない憑き物とったら15㌘位軽くなるんじゃ?
装着
早速ハンドルバーでシコシコしてみると、
双方かなりのショートリーチに見えたお二人だけれども、
ブラケット部へのリーチは1㎝以上違うのね。 (右がネオモルフェ)
今まで、
NITTOの184-STI-80(reach80㎜)、104neat(reach65㎜)、TNIエルゴノミックシャロー(reach70㎜)、
FSAのウイングシャロードロップ(reach78㎜)、ボントレのVR(reach70㎜)等、 (リーチ長さはカタログ値)
ショートリーチのハンドルをいろいろ使ってきたんだけれども、
EASTON EC90 のショートリーチぶりは群を抜いてる。(reach75㎜)
他からこのハンドルに変えると、ステムを+1㎝は当たり前、場合によっては+3㎝って事もあるかもしれない。
データ上はreach65㎜のNITTO104neatが一番ショートリーチだけど、
ハンドルを送って使うから結局そんなにリーチは短くならない。
TNIエルゴノミックシャローはデータ上リーチ-5㎜だけれどブラケット付けるとその差は1㎝は長い印象
FSAのウイングシャロードロップもデータ上は+3㎜差だけどブラケットを付けるとその差は1㎝以上な印象。
今まで使った事あるハンドルの中では唯一、ボントレのVRが対抗できるかな?
カタログ上のリーチのデータってのはほんの目安程度の話で、
ハンドルを送るか?しゃくるか? は言うまでもなく、
ハンドルによって形状も違うし、その形状によってブラケットの取り付け位置は結構変わるのね。
徒然
自転車は車と違って金が掛からないなどという自己暗示方式でいろいろ買ってしまうわけ。
ところが、マニア的思考というのは恐ろしいもので、実際に装備するパーツ以外に、
気に入ったものは予備用、オマケなどと称して同じものを複数個買わないと気が済まないときている。
そんなことをしていると、自転車のハンドルごときで卒倒しそうな額になってしまう。
いや・・・・、卒倒した理由はボーナスが予想外の低さだったからなのだけれど
必要以上の本数を手元に置かないと気が済まないであるとか・・・
イタリアンなハンドルにはイタリア車が必要じゃ? であるとか ・・・・
危険な思考傾向を抑えていかないと老後が心配である。
今日もありがとう