キシリウムリアハブ
キシリウム、好きだ好きだといいながら、
フリーさえばらしてないなんて恥ずかしすぎる。
だって、原宿に持っていきゃ、『じゃー・・・500円です。』 とか言ってでやってくれてたんでね~・・・・
しかし、時代の流れか? 最近はあの店も値段が上がって 『1500円です 』 とか言いやがるんで自分でやる。
確かに、いつも見てると意外と簡単そう&短時間で500円も頷ける簡単作業であった。
そして、たまたまMAVICサイトを覗くとそこにはキシリウムハブの構造が掲載されており、
すごく簡単な構造であることが示されている。
ならば自分でもやってみますかと、ミネラルオイルやらリップシールを買い込んで・・・・
グリス・・・・
デッドストックホイルとは言え2年も前のホイルなんで、フリーメンテやってみる。
とりあえずハブ軸を抜いたんだけど、新品って緩み止めだけでグリスじゃないのね・・・・
こういう時って、やっぱりその後も緩み止めを付けて締めるべきなのか?
それとも、上にグリス塗って締めるべきなのか?
分からんけど、緩んだら締めたらエエワとグリスヌルヌル。
説明図の通りやー
ハブ軸抜いて、フリー抜こうとしても抜けなくて思いっきり抜いたら、
バネ付きのラチェットのツメ ( 筒から出ている黒いヤツ ) が飛んでいった。 ビヨヨ~ン orz
ツメは2つしかないのね。
フリーの中って洗濯機のドラムみたい ・・・カチカチカチ。
新品やから当然綺麗なのだけれど、油が枯れ気味でした。
純正ミネラルオイルとタップリと・・・・・
レスポとかの方が良いんじゃ?と思って聞いたらシールのゴムに浸潤するのでダメダメとか?
やはり純正、安心純正。 たったの700円。
他のも一気に
もう一年くらい開けてなかったらッすがに中は真っ黒。 キチャナイ
ハブシェルとコグの間は頼りないリップシールなるモノが一つある。
そいつのお陰でチョイとMAVICのハブは回りが渋いとか・・・・
そのリップシールが新素材になって抵抗が50%減になってるとかなってないとか ・・・・ どっちやねん。
なのでニュー仕様のリップシールに交換。
アレ ・・・・ 前に入ってたシールが逆に付いてるんだけれども・・・・その方が良く回るとか聞いたような気も?
ただ、構造を見る限り、フリーの片側はベアリングで回ってるけれど、もう一方はブッシュだけなんだよね。
周りが悪いって言われる所以はリップシールじゃなくて、
このブッシュに引きずられながら回ってるからじゃないの?
詳しい人どうなのよ?
周りが悪いといわれる所以はおいといて、
この見た目通り頼りないシールで、実際も頼りないらしく、度々メンテした方がよいとか。
実際やってみると、部品点数も少なく戸惑うことがなくとてもメンテしやすい構造になってる
度々メンテナンスが必要だから、メンテナンスしやすくなってる ・・・・・真っ当である。
スラムレッドのクランクセットとは真逆w
単純な割ににカートリッジベアリングでも玉当たり調整も可能だし・・・ フムフム。
クリスキングなんてフリーボディーの中にニードルベアリングが仕込まれていたり・・・
えらいことしてはるのと比べたらメンテに対する心理的ハードルはかなり低い
確かにサイトにも ”耐久性とイージーメンテナンスの両立” と書いてあった。
設計なんぞする人ならわかる筈だけれど、
単純な物ほど故障しにくい訳で、
機能を満足させながらも構造が単純化されている物ってすごく思慮深くデザインされたことを感じる。
そういえばアルミのスポークやら、切削リム、それどころか完組ホイルもMAVICが元祖。
チャレンジングだけでなくラテンの割に理詰めでちゃんと設計されてるしMAVICがまた好きになる。
今日もありがとう