----名古屋覚王山の写真スタジオ 『FocusRockStudio』 -43ページ目

濡れたり汚れた写真の洗浄と保存方法

このたびの東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申しあげますとともに、

被災された皆様、そのご家族の方々にたいしまして、心よりお見舞い申し上げます。

皆様と皆様のご家族、お知り合いの皆様のご無事と一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。


政府は2011年3月25日、がれき処理に関する指針を関係自治体に通知。
建物は、がれき化していなくても本来の敷地から流失していれば撤去可能。
位牌やアルバムなど「所有者個人にとって価値がある」と認めるものについては
保管場所を設けて遺失物法に沿って対応。

写真の大切さを認めていていい判断だと思います、
地域自治体の負担も大変かと思いますが
出来るだけ長期保存され少しでも多く持ち主のもとに帰るといいですね。

大切な写真を少しでもいい状態で、長く劣化しないように
今までの沢山の写真をプリント制作してきた経験から
なるべく特別な道具を使わずに出来る
濡れたり汚れた写真の洗浄方法と保存方法を考えてみました。

リンク、転載ご自由にどうぞ。

個人的な意見です、また写真により状態が違いますのでご自身の判断でやってみて下さい。
また、もっといい方法があるという方はコメントください。
コメント欄も含めて読んでもらい少しでもお役にたてればいいですね。


【インクジェットの出力プリント】
染料、顔料のインクを使い家庭用のプリンターで出力されたもの。

完全に渇いてから表面の汚れをハケや柔らかいぬのでやさしく拭いてください。


【銀塩プリント】
写真屋さんでネガからプリントされた銀塩プリント
デジタルデータからプリントされた銀プリントの場合。

写真面にゴミや泥が付着したものはそのまま20度~30度のぬるま湯につけてください。

5分浸けてた後、ぬるま湯の中でゆっくりゴミを取り除いて見て下さい。

流水で一分洗って下さい。

水を切ります。

表面は損傷ある可能性があるので拭かずに
日陰にタオルなどをしいて写真面を上にして自然乾燥します。

出来ればここでスキャニングをすることをお勧めします。

乾燥後写真の四辺を2mmずつカッターナイフで切る。
もちろん大事な顔が写っている場合は切る必要ありませんが
紙の層の間によごれが入るとそこから退色してくる可能性があります。


5分浸けても取れない場合ゴミの接合部分に食器洗い用の洗剤を少量なじませてみてください。

それども取れない場合は最終手段ですが。
完全に渇いてからソルベントという手に入りやすい薬品で剥がす方法があります。


【ネガフィルム】
汚れたネガフィルムも基本同じ方法で大丈夫です。
ただ流水の洗浄時間を10分にしてください。
ネガフィルムを取り扱っている写真屋さんに持って行くことをお勧めします。


写真がこれからポジティブに生きる為の力になること信じて
上記のアナログな作業とデジタルの技術を使って
今、出来る範囲ですが修復作業をボランティアでしています。
知人から依頼されたもので精一杯な状態なので
現在は受け付けていませんが、環境整いましたらお知らせします。
様々な写真見るだけでも震災の深刻さが伝わってきます。
写っている人達の笑顔に付いたゴミを除去しながら
この笑顔が少しでも早く戻ることをお祈り致します。



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