最近「フィンテック」という言葉を目にするようになりました。フィンテックとは、Finance（金融）とTechnology（技術）を合わせた造語らしく、ITの力で今まで出来なかった金融サービスを提供するというもの。具体的には、早くて安価で使い易い為替や送金、決済、個人からの資金調達、人工知能（AI）を使った資産運用、手数料無料のネット証券や個人ごとの行動履歴に連動した保険など、様々なことが挙げられます。
それぞれ詳しく見ていくと、何だか今ある金融機関って、もしかして大部分が要らなくなるんじゃないか？って思うほどです。個人間でお金を貸し借りできるようになれば、消費者金融や銀行はずいぶん仕事が減りそうだし、AIが資産運用できるようになれば、運用会社の運用担当者もずいぶん減るでしょう（何てったって、囲碁の世界チャンピオンがAIに負ける時代ですから）。それ以外にもビットコインという暗号通貨は、クレジットカードよりもコストが低いので、もっと普及すれば、カードで支払って戻るポイント以上に、キャッシュバックするお店も増えそうです。
10年後の職業の4割以上は、今はない職業だって、言われていますが、フィンテックを調べてみると本当にそんな気がしてきました。
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