『中学聖日記』

2018年/日本/TBS/全11回

 

 

このドラマはGW前半に見ました。

『チェリまほ』のプロデューサー、本間かなみさんが黒沢優一役を町田啓太にしようと思ったのはこのドラマと『PRINCE OF LEGEND』だったという話があって、配信も終わりそうなので、一気に見ました。

 

中学生と教師の禁断の愛、ということですが、教師と生徒の恋愛ものって過去『高校教師』というドラマがあってどうしても後味よくない結果になるんですね。

 

やはり生理的に受け入れられないということがあるのでしょうが、私が見ていて驚いたのは聖(有村架純)と晶(岡田健史)をめぐる人々の「意地悪さ」ですよね。

 

 

プロデューサーは最近だと『最愛』を手掛けた新井順子さんですが、とにかく一方的に好意を寄せてくる中学生に困る新米教師に生徒たちははやしたて、ネットの裏サイトなどで露骨な誹謗中傷を書き散らし、特にるなという晶を密かに好きな女の子は自分の思い通りにならないとすぐ大人のところへ走っていって、嘘を含めて言いつけに行く。

 

ネットの噂や子供の言いつけ口を真に受けてしまう保護者達。

 

 

聖にはもう婚約者、商社マンの川合勝太郎(町田啓太)がいるものの神奈川と大阪の遠距離状態。

教師の理想に燃える聖は何を言われても、我慢して耐えるものの結局、中学校は辞職して、田舎の小学校へ。

それでも噂はネットで流れ続けて、どこへ行っても責められる聖。

 

 

事情を知った婚約者、勝太郎はすぐに大阪に来て結婚しようと言いますが、聖の中でも晶の存在が大きくなって結局、婚約破棄ということに。

 

 

勝太郎の上司は吉田羊演じる仕事のできる強烈な原口という女性ですが、勝太郎に接近。もうぐいぐいと大接近。

ほしいものは何が何でも手に入れる肉食タイプ。ライオン強し。

大手商社の社員で大人の勝太郎を演じた町田啓太はなるほど、スーツの似合う仕事ができそうな好青年です。

 

 

そしてラスボス感満載なのが夏川結衣演じるシングルマザーである母親。

本当に、るなという女の子が言いつけに行くと息子と同級生というだけで、言いくるめられて聖を目の敵にして攻撃してくる。

晶も頑固で、聖への想いを曲げることをしません。

 

最後には弁護士たてて法的手段にまで出る母親。

何も言えずただただひたすら耐える聖。

 

 

このドラマは最初から最後まで「許すまじ」というものすごい執念を感じるのですね。

確かに教師と生徒の恋愛はご法度ですが、とにかくネットを使って晒しものとかやり方が汚くて、もう、見ていて落ち込みます。

たまらない。

 

見るものをねじ伏せるような力技は感じるし、決して悪いドラマではなくよく出来ていると思います。

でも、好きか嫌いか、と聞かれると好きではないですね。

ただ、一気見させるものはありました。あまりにひどいと見るのやめてしまうのですが、それはなかったですね。

やはり上手いとは思います。

 

本当に思い複雑なドラマだわ~~~~~