ブログではご無沙汰しております。
戒田です。
さっそく本題ですが、今週末本番です。
『ash Melody ~遺灰の歌~』という作品をやります。
約10年前、南港に建てた野外劇場で上演した『ウタウタイノホネ』という作品をリビルドしました。
主人公を新たに追加するという、結構、本格的にリビルドしました。
高島奈々、西原希蓉美の二人を新たに劇団員に迎えての、初めての公演です。
あえて、満月動物園の原点的作品のひとつである『ウタウタイノホネ』をもってきました。
ステキに仕上がってきたと思います。
ぜひ、観にきてください。
俳優の一人ひとりがステキです。
ありがたいことに予約の埋まってきてる回もありますので、ぜひご予約の上ご来場いただきましたら幸いです☆
●●●公演詳細●●●
満月動物園 第弐拾壱夜
『ash Melody』
アッシュメロディ ~遺灰の歌~
2月28日(金) 19:30
3月 1日(土) 15:00 / 19:00
3月 2日(日) 11:00 / 15:00
会場:シアトリカル應典院 (大阪・日本橋)
料金:前売:2500円 / 当日:2800円
[全席自由 / 一部ブロック指定席]
[出演]
河上由佳、諏訪いつみ、みず、高島奈々、西原希蓉美
近藤ヒデシ(COMPLETE爆弾)
hime(姫組)、松本茜、中村ゆり(魚クラブ)
一瀬尚代(baghdad cafe')
■■『ash Melody』特設サイト■■
[Story]
■古代オリエントのような架空の異国を舞台にした二人のウタウタイの物語■
戦地から戦地に旅するパヤオは偉大な将軍の娘だ。父の背中に憧れ、父の背中を追いかける。みんなが言う。「お父さんはエライね」「お父さんのおかげで国が救われたよ」「立派なお父さんでうらやましいよ」パヤオはそんな父が大好きだ。
戦地では、父の将軍の下で働く兵士たちの世話をかいがいしくする。疲れた兵士の慰めにウタをウタったり、踊りを踊ったりもする。兵士は言う。「パヤオのウタは伝説のウタウタイ、ピナのようだ」そんな時、少しでも父の役に立っているようで、パヤオは嬉しさと誇らしさとで胸がいっぱいになる。
旅の途中に立ち寄った町で、パヤオはある姉弟に出会う。やっぱり町から町に渡りあるくウタウタイのリンメとギター弾きのニロの姉弟。
リンメはいつも夜の広場でウタっている。月の明かりと街灯の明かりの下で、大きく体を動かして、時には広場中を駆けまわって、好きなウタを好きなようにウタっている。リンメの横にはニロがいる。動き回るリンメを毎夜目で追い続ける。
見逃さないように、聞き逃さないように、リンメ以外は目に入らないように弾く。
ニロは本当は戦争に行きたい。戦争はいつも何処かにあって、ニロは本当はギターを弾くより銃を撃ちたい。ギターを弾くのは好きだし、リンメのウタも好きだけど、ニロはやっぱりいつか戦争に行きたい。もっとびっくりしたい。驚かされたい。当たり前のものをひっくり返されたい。
リンメの服の胸の奥には召集令状が隠してある。決まった住処のないふたりに、
なぜか届いた召集令状。ニロはすでに戦争に呼ばれている。リンメはそれをニロの目に触れないように隠している。
パヤオとリンメ、二人のウタウタイの物語。
■■ご予約はこちらから■■
※開場は開演の30分前。
※自由席は受付整理券番号順にご入場いただきます。
※未就学児童の入場はお断りさせていただきます。
※演出の都合上、開演から10分程度ご入場いただけない場合がございます。なるべく開演5分前までのご来場をお願いいたします。