ちょっと前の週刊ポストで江川紹子さんが書いてたと思うんですが、
刑務所で高齢化した無期囚の介護が問題になってるんだとか。
そりゃそうだ。歳とればボケる人もいるやね。
仕方ないから刑務官たちが、独学で介護するんだとか。
あくまで『受刑者』なので、ヘルパーとかはあかんそうな。
そりゃそうか。
でも、自分が刑務所にいるってことさえ分かんない人は、
果たして、刑を受けていると言えるのか?
事実上、税金で養ってる訳ね、彼らを。
完全に法の想定外の出来事らしい。
ちょっと視線を変えて、被害者側から観るとどうだろう?
憎き加害者、刑務所の中でボケました。
自分が刑務所にいることさえ分からなくなって、
刑務官が介護してはります。
めでたしめでたし。
…とはならない気がする。
解決策がすぐに思い浮かぶわけじゃないけど、
ホンマ、いろんなとこがキシンで来てる気がするよ。
最終的に、釈放されたとしても、福祉が面倒みるしかないわけやし。
とほほ、な話だ。