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この一週間、病気でかなりきつかった。
月曜日の朝、通勤電車に揺られながら「ん、これはもしや!?」と思った。なんとなく、ちょっと冷えちゃったというのとは違うもっと根深そうな、でもまだ何か行動に移すほどでもない微妙な腹の痛みを感じた。一瞬このままUターンして家に帰ろうかとも思ったが、まだそこまで決断できるほど決定打がなかったので、そのまま会社へ行った。
結局その数時間後、予感は見事的中し、かーっと一気に熱が出た。
年を取ってからの発熱というのは、本当に体の節々までしみる感じがする。前回発熱したときにまじまじとそう感じていたが、また改めて実感した。本当に、身体が熱を発していますという感じがするのだ。
家に帰って母に話したら「そうそう、そうなんだよ!」とものすごい勢いで同意された。
母と病気の話で意気投合したことに自分の年を感じた25の夏。
で、熱の方は結局夜中の十二時にすっと引いていって、あー楽になったと思っていたら、今度は新たな敵が。
謎の腹痛。
胃腸がきゅうーっと痛くなる波が継続的に続き、15分に1回ぐらいのペースで耐え切れずにトイレに走るという悲劇的な日々を数日送るはめになった。
ものすごい下痢で、しかも硫黄臭とか腐卵臭と呼ばれるような匂いがしたので、これはこの匂いをもとに何の病気か結構わかったりするんじゃ!と思い、昨日は夜な夜なネットで検索していた。
けど思っていたようには検索結果が出てこなくて、「腐乱臭」「下痢」「便」とか、いろんな組み合わせで調べていたら、「硫黄」×「便」の組み合わせで、硫黄島のバスの便だか船の便だかがやたらとヒットしてしまい、なんとなく硫黄島に申し訳なくなってしまった。
結局病気については何の有力な情報も得られず、相変わらずな腹痛と微妙な罪悪感を抱えて眠りについた昨夜。腹痛から解放された今はなんだか懐かしい。
このくだらない思い出もずっとこの先自分の中に残り続けていくような気がします。
ずいぶんとほったらかしてしまってました。なんだかっとても懐かしく感じます。
さっきちょっと、すごい意外な人が婚約中だということを知ってものすごい衝撃を受けました。え、あの人婚約とかするの!?というかまともにちゃんと付き合ったりするの!?みたいな。かなり失礼な言い方ですが、なんとなく彼はもっと自堕落な生活を送って、金持ちの人妻の愛人とかでもしてそうなイメージでした。別にダメな人って意味じゃなくて、びっくりするような美しい顔のつくりをして、かなりミステリアスな独特の空気をもった人だったので、なんかちょっとアブノーマルな人生を歩んでるんじゃないかと。
なので現実のさわやかさにびっくりしました。
それもかなりいい彼氏さん風になっていて、仕事も専門的な道を着々と歩んでいるようで。
なんかすごい、ほんとにびっくりした。
今まで生きてきた中で、人の近況を知ってこれほど驚いたことはないです。
学生のときにちょっと知り合っただけで、本当に私も大して彼のことは知らないんですが、まぁでも当時の彼はほんとにほとんどしゃべらないし、表情も出さないし、とにかくミステリアスだった。そんな人がまさかSNSでオープンに婚約中とか出すなんて(笑)
人は出会いで変わるものなんですね。
あの頃のあの場所には彼をひきつけるものが何もなかったんだろうな。