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fmktrainingのブログ

学童の児童指導へのストックとするブログです。
経験者にも参考にはなるレベルで、厳しい現場を経由してきたからわかる実践に使えるものにしたいです。

子育てや、学童で是非使えそうなところは参考にしてください。

まず始めに、子ども達を指導する側に回る、指導できる側に回るためのマインド、ハートのお話をします。

基本的に、子ども多数を先導するためのマインドは抵抗感なく、猿山の大将、怒鳴れる管理職にならなければなりません。感情を露わにすることもできる演技の必要があります。
まずここに普通に学生や、会社員をやっていると壁があります。

というのは、多数の児童を率いて自分の言うことを必ずきかせる強力なリーダーシップを発揮する長期の訓練も、濃い経験もしてきていないからです。

子どもは敏感に察知します。「このひとは先生じゃない。新人だな。」「自信がなさそうだなぁ」「この先生の言うことはきかなくても大丈夫だ」と舐められ、最初は和気あいあいとしていると思っていたら、調子に乗り始め、いつの間にかあっというまにお友達化され、そして荒れる経緯を辿ります。

先生をやる側の人も、抵抗感や、自問自答があります。「私、こんな偉そうになっていいのか?」
と心につっかかるものがあることがあります。
まず、その抵抗感をまったく無くすことが第1のステップであり、児童を長時間、中長期で教えていけるマインドになります。

数時間程度教えた。週1日1時間ずつ教えた。などで見せる児童集団の子どもの姿は本来の姿の3割程度になります。また、単発で講義したなどは、担任が作ったルール、統制の上に乗っかっているゲストです。
自らが児童集団の大将になり、他人の統制が外れた時、児童集団の真の姿がみえます。その時、自分でルール、土台を作る必要性に迫られます。

また、強力にリーダーシップをとってればいいのか?
そうではありません。最悪、離反していく場合もあります。人間味を出し、好かれるのを両立させなければいけません。