どうもこんにちは。
ちょっと思い出話を。
むかし、テレビ販売のバイトをしてました。
大手家電量販店です。
そのとき、何度も不思議だな~と感じていた話です。
僕は当時、家にテレビがなかったんです。
今もないです。
テレビを見ないからです。
学生時代は見てましたが、それ以降はほぼ見なくなりました。
でも、バイトの時給が良くて、
テレビの販売をすることにしました。
そこで、テレビについて勉強しました。
液晶テレビって何?
プラズマテレビって何?
レコーダーの機能、各メーカーによる違い、などなど。
とはいえ、最初のころは、全然わかりません。
全く興味なかったですから。
でも仕事ですから、いろいろ覚えていきました。
すごく詳しいお客さんに質問させてもらって覚えたり、
休みの日に、ちがう家電量販店に行って質問して覚えたり、
何とか人並みに説明できるようになっていきました。
そうなると、だんだん興味も湧いてきてました。
すると、僕にとっては不思議なことが起きてきました。
お客さんに質問されて、
アレコレこちらからも質問して、
そのお客さんにベストと思われるテレビを提案する。
それが、たとえ自分が取り扱っているメーカーと違っても、
話を聞いて、ベストだろうな、と思われるテレビを提案する。
すると、
言うこときかないお客さんがいるんです。
ベストですよ、と教えてあげてるのに、ちがうものを買うんです。
「あなたにとっては、このメーカーのこのテレビがいいですよ」
「なぜなら~~~が●●●で、####が$$$だからです」
と伝えて、
「へ~、なるほどね、そういうことならそのテレビだね」
と納得してくれます。
でも、その次の言葉がみんな同じなんです。
「だけど、そのテレビ、きみが売ってるメーカーのじゃないよね?」
こんな言葉が来るんです。
「あなたが売ってるメーカーじゃないけどいいの?」
そんな言葉です。
この展開になると、
「いいんです、大丈夫です」と返事をしていました。
すると、
「そうなのね、じゃあ、あなたのメーカーのテレビを買うわ」
「いやいや、お客さんのお宅に合うテレビはコレですよ?」
「いいのいいの、お兄さんから買うよ。売上とかあるんでしょ?」
「売上とか、ないですから。お話し伺うと、こっちのテレビのほうが
合ってると思いますよ」
「お兄さんのところのテレビを買うよ」
という流れになります。
性能や機能を比べてるだけではないお客さんもいる。
そのことが、当時の僕にとっては不思議でした。
でも、今ならわかります。
気持ちのいい買い物がしたい。
この気持ちを理解できるようになりました。
自分がお客さんのときも、そうです。
別にいいんです。
ちょっと性能が悪いとか、機能が劣るとか。
大事だけど、大事じゃないときもあるんです。
気持ち良く買い物したい。
こんなことに気が付くことができた経験でした。
さて、
ゆらゆらするかな。。。。。
