救急搬送します。心電図の結果、告げられたのは心筋梗塞だった..... 


そう告げられてから頭の中は真っ白で周りの事は全く見えてなかった。
あっという間に救急車🚑に乗せられ、乗り心地がどう?とか何も覚えてない....というか、覚えている心の余裕は微塵もなかった。救急車には

看護師さんが同乗してくれていたが、特別会話もなかった...。

あれよあれよという間に搬送先の病院の手術室の手術台。既にカテール検査をし、そのままカテールによる手術をする事にレールはしかれていた。横には駆けつけた妻がいて、同意書にサインをしていた。

すぐさま妻は出て行くよう促され、

自分は腰位から下が自分には見えないようにされてた。

直ぐにカテーテル検査が始まった。

段取りが素晴らしかったのか、局部麻酔のはずだけど麻酔の事は全く覚えてない💦

造影剤は入れられた時に体が暑くなる感覚があった。

ワイヤーを入れるのは左手首のとこだった。

血がドロっと出る感覚があり、異物が入ってくる感覚はわかった。どんどん進んで行き肝心なところまで到達したのか、ドクターとオペ看のほとんどが別室モニターの前に集まり話し出していた。自分には何かあるといけないので研修医?のような感じの男性が付いて声をかけてくれていた。しかし、中々戻ってこない💧何を話しているんだろう...?もう、感覚的には5分は過ぎている..。我慢できずに、自分に付いている研修医らしき男性に聞いてみた。

これ、なんの時間?なにしてるんですか?

返ってきた言葉は..作戦会議です。

その返事に自分は..

行おうとしてる事のどれくらいすすんでるんですか?

研修医...2/3くらいです。しんどいと思うけど..頑張って!

と言われた。そんなやり取りをしたが、まだドクターたちは別室モニター前で議論している。

別室と言っても3、4メーター先でガラス越しにハッキリ見える所だけど....。

この時間が苦痛だった。どんなやり取りしてるんだろう?別室ゆえに聞こえる訳が無い....

自分の視界にはモニター画面すら1台も入ってこない。自分の感覚で中断してからドクター達が戻ってきたのは10分近くしてからだった。

作戦会議の答えは...

完全撤収!日を改めてカテーテルの実施ということだった。

そのまま2週間位入院で投薬してから実施します。との事だったが、

言ってしまえば時すでに遅し💦という事。

分かったのは完全に血管が詰まってる所が1ヶ所。それとは別にもう1ヶ所詰まりかかってる。それとあとから聞かされたが1/3の心筋は壊死してしまっている.....と言われた。

帯状疱疹後神経痛、ネフローゼ症候群、大腿骨頭壊死....その上心筋梗塞、狭心症...。

自分の年齢で、ここままでの病気を抱えるとは思ってもいなかった。この先のことが何も考えられなくなった。

その夜は静かな病室の片隅で、

流石に眠れない長い夜になった...。


つづく